独断の2020春アニメ最終報告

はじめに

 おそようございます。オンライン授業という形で大学が再開され、現状週2登学になったことで家に居る時間が増えて、アニメを溜めることがなくなってきました。

 そんな感じで今季は新作・継続枠32本を完走することができました。コロナの影響で放送延期・中断してしまった作品もあり、かなり数を減らしてしまうのかと危惧していましたが、思ったより生き残ってくれました。ありがとう、制作陣のみなさん。

 

 結論から言うと、今季はかなり面白かったと思います!(なんか前も同じこと言ってる気がします)(へやキャン△があったからね) 続きが気になる、早く放送してくれ、な作品も多数でした。

 

 またいつものように感想をまとめていこうと思います。評価基準は完全独断なので異論質問反論口答えはやめてね。

 

※半分未満(6話以前)で放送中断となった「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」、「天晴爛漫!」、「食戟のソーマ 豪ノ皿」、「放課後ていぼう日誌」については放送再開となる夏クールでの感想とします

 

 それでは面白かったものからいってみましょう→

 

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かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~

 天才たちの恋愛頭脳戦が恋愛頭脳戦をしなくなった第2期。この画像もかぐやがしっかりと左頬押さえてるのいいよね。1期同様、笑わなかった回が無いくらい面白かったです。この第2期のメインパートのひとつである生徒会選挙編では、第2期から登場した「伊井野 ミコ」が不器用ながらも生徒会長を目指す中で、本来はライバルである旧生徒会メンバーがミコちゃんをサポートするシーンや選挙本番でのレスバはかっこよすぎました。特に、会長...イケメンすぎるだろ...

 

会長もよかったですけど、それよりミコちゃん可愛すぎませんかね!!??!?!?

 

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↑これ一番すき

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 最終回で写真撮られるところは特に可愛すぎたのでここで共有したいと思います。一部ではザコちゃんとも呼ばれてるみたいですが、実際ポンコツなところもありますし... アニメでも言われていましたが怪しい大人についていかないか心配です。

 自分も朝7時の新宿で怪しいお兄さんに「今時間ある?」と声をかけられたことがあります(隙自語)

 朝早すぎるだろ。東京こわいこわいだね。

 

 また、もうひとつのメインパートである体育祭編では会計「石上 優」の辛い過去とその過去を変えるきっかけになったこと、そしてその先どうしていくかに関して彼自身の成長していく姿を見ることができました。その最後となる11話では今までのかぐや様アニメの雰囲気とはガラッと変わり、見ているこっちも心が痛くなるような内容でしたがその結末にはギャン泣きでした。

  これらのシリアス回も面白かったのですが、それ以外の茶番回もいつも通りのめちゃくちゃギャグで一生笑っていました。最終回のいい感じの話で締めたと思ったら、下ネタ(仮)の話が始まったりと...これもかぐや様スタイルで良いと感じました。むっつりミコちゃん +5億点。ギャグといえば、特にかぐや役の古賀ちゃんの真面目かぐやとアホかぐやの切り替えがものすごくはまっていて、もう古賀ちゃん以外の声でかぐや様が再生されません... ヤッターパンツミエター

 声が印象に残ったのはかぐや様公式Webラジオ 告RADIO2020 (全話ここで聴けるみたいでびっくり)の古賀ちゃんと藤原書記役のここちゃんのやり取りが面白かったのも大きいと思います。生徒会室でかぐや様(アホ)と藤原書記がしゃべっているかのようなイメージがそのままラジオになっていて、毎週アニメ本編と同じように楽しみにしていました。まぁ、ほんへはこの二人のパート後にある石上役の  がお送りする「うるバカラジオ」なんですけどね。これを30分やってくれねえかなぁ。

 原作も17巻まで読んだので早く先輩から18巻を搾取してチェックしないとですね。

 

 次点の「かくしごと」と正直迷いましたが、ミコちゃんが可愛かったので今季トップとなりました。

 

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かくしごと

 まずは最初から最後までめちゃくちゃ面白かった。可久士が姫に対して仕事を隠そうとして、毎回勘違いのギャグ展開が進む中、急に毎話最後2,3分のシリアスパートを挟むことで次回や結末がどうなるんだろうかという気持ちにさせてくれました。目のハイライトがあるとないとで印象全く変わりますね...最終回では綺麗にそれらがまとまって締めてくれたのでとても良かったです。物語以外でも、各話のサブタイトルをマンガのパロディにしたり、登場人物の名前がマンガ関連になっていたりと、そういったところでも笑わせてくれました。一番好きなのは9話の「師走は君の嘘」です。

 作中では姫ちゃんがめっっっちゃいい子で、父親からしたらそりゃ心配になるし、とてもかわいいだろうなと思いました。父親になったことないんでハッキリとは分かんないですけど。

 

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イエスタデイをうたって

 新宿にほど近い私鉄沿線の小さな街で、悩み、迷いながらも懸命に生きる男女4人の人生と愛のストーリー。あらすじの通り、複雑な恋愛関係を持つ4人が少しのすれ違いによってそれぞれの想いが錯綜する。

 見ていてこのすれ違いがけっこう心に響き、脳と精神が破壊されました。ストーリーでは主人公:陸生のことが好きな晴ちゃんがとにかく可愛く、素直になれない陸生をからかったりアピールしたりするところが+5億点でした。その陸生は大学時代に振られた榀子のことが忘れられず、そのアピールもなかなか伝わらない...そんな感じで話が進み、晴ちゃんが報われない場面が続きムズムズした気持ちで見ていました。何度晴ちゃんとくっつけと思ったことか。一方、榀子は陸生のことも気にはしているが、同時に幼いころからの付き合いの浪くんからは全力アピールを受ける。その結果榀子も素直になれず、4人の関係がさらに複雑なものになっていく...この榀子の彼ら2人への言動にはもやもやから来るイライラ(伝われ)の感情も生まれ、逆に作品に引き込むような感じがしました。夕飯作ったり家に誘ったりするのは勘違いしちゃうよ榀子ォ...

 話は全く関係ないんですけど、陸生の設定が「大学卒業後、特に目標もないまま将来に対する焦燥感を抱えながら生きる」とあり数年後の自分を見るようでした。大学卒業する頃には何か見つけたいですね。その前に卒業しなきゃなんですけど。

 

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波よ聞いてくれ

  スープカレー屋の店員、「鼓田 ミナレ」が酒場で酔った勢いで初対面のおじさんに失恋話をしたことからラジオパーソナリティにスカウトされる。アニメ内のセリフ(特にミナレ)の数が膨大な上にそのスピードがめちゃくちゃ速く、スカウトのきっかけとなったミナレの即興力がよく伝わってきました。恥ずかしながら、ミナレ役の杉山 里穂さんのことは今回初めて知ったのですが、そのセリフの速度、勢いに驚いてしまいました...すごいな...

 春アニメおすすめ記事でも書いたように、人物同士のやり取りが漫才を見ているようなテンポで進み、引き込まれていきました。この独特のテンポが人を選ぶとも感じましたが自分はとても好きですね。ラジオ内の企画が架空実況やオカルト捜査ということも、深夜3:30の生放送だから放送事故覚悟、何やってもOKという感じで面白く、札幌ネタをたくさんぶっ込むところも地方ラジオ番組全開で良かったと思いました。

 ラジオは自分が高校時代の勉強のお供、その後に勉強机で寝落ちするときのお供としてお世話になっていました。この番組に、ポケモンサン・ムーンが発売するタイミングで我らが増田順一さん、大森滋さんがゲストで出演していた回を今も覚えています。唯一自分がこのラジオにメールを送った回でもあります。(残念ながら読まれることはありませんでしたが ;  ; )ラジオという題材に少しではありますが触れていた経験もあって、ラジオの現場というテーマにはとても親しみがあったことも面白かった要因のひとつだと思います。

 実際にこのラジオが流れていたらたとえ深夜でも聞いてみたいと思いました、絶対面白いわ。

 

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とある科学の超電磁砲T

 コロナの影響による延期で4月クールは10~15話の放送になってしまいましたが、その少ない話数の中でも戦闘シーンは熱くて楽しめました。戦いの後というか後夜祭でフォークダンスをする御坂のヒロイン感(実際ヒロイン)はたまらない。

 御坂のヒロインで終わったと思ったら、食蜂・警策・ドリーのお話。3人の友情が確かめられた回でした。数年の時を経て再開するときに昔やったやり取りをするのエモすぎませんか?

 女の子メインゆえにブヒ性能重視で見ているのもあって、キャラの特徴(それぞれのかわいらしい部分)がしっかり出ているところが良かったです。

 夏クールに16話から続くのでこの先も楽しみですね。

 

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アルテ

  6世紀初頭、フィレンツェで画家になる道を選んだ少女「アルテ」の物語。女性が好きなことをしていくことに理解がなく、いわゆる男尊の社会をそこそこ強く描いていて、その中で当時は男仕事であった画家の仕事に就いて抗うアルテの様子がとてもよく伝わってきました。工房の弟子として実力をつけていくとともに、自身の性別、出身、環境もを受け入れてそこに価値を見いだして成長していき、女性画家にあまり良いイメージを持っていないフィレンツェヴェネツィアの人たちの考え方を変えていって毎回いい話で終わりました。成り上がり系は主人公に好感を持てると面白いと思うタチなので、この作品はそれにピッタリでしたね。最終回ではこれまでのアルテの積み重ねと成長が集約していて綺麗なまとめ方だったと思います。
 アルテに影響された人たちが全員ずぶずぶにアルテに堕ちていくのが見ていて面白かったです。
 はじめの雰囲気アニメの感じをひっくり返してくれました。

 

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BNA ビー・エヌ・エー

 "人類"と"獣人"が共存する社会。人類は獣人を毛嫌いする中、日本では獣人のための街"アニマシティ"が造られる。それから10年後、普通の人間だったが突然タヌキ獣人になった「影森 みちる」がこの街を訪れる。

 みちるがアニマシティを訪れてから獣人になった原因について捜査する流れが全体を通して綺麗にまとまっていたと思いました。人種差別がひとつのテーマであり、人間側は獣人の獣遺伝子を消滅させる、人間を嫌うオオカミ獣人の士郎は人間側の動きから獣人を守ろうとする、その対立の描写がよくできていたように感じました。途中の野球回は... んにゃぴ、よく分かんなかったです...(バスケどこ...?)

 みちるの友人で、同様に人間から突然キツネ獣人の変化したなずなのアイドル志望という点がみんなの前に立つ「教祖」と最後のライブにつながっていたところは、はえ~と感心してしまいました。なずなは教祖として銀狼教会をしっかりとまとめていましたね。どこぞのポケカ教団は何してるんでしょうか。別に教祖ではないんですけど。

 

 アニメ消化部のみなさんは最終回で宇宙に行かないか心配していましたが、大丈夫でしたね。ちなみに、このアニメは自分の生まれる前のアニメなので見ていませんが。

 タイトルが似ているのとみちるがバスケ部なのもあり、NBAをもじったとも考えられていましたが本編を見る限りあまり関係なさそうですね...

 

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません (第2部)

 昨年秋クールの続きとなる15話~26話。洗礼式で神殿の図書室を発見したマインが巫女見習いになるところからこの第2部が始まる。

 貴族社会、貴族の常識が当たり前の神殿での生活は、当然平民育ちのマインを良い存在だとは受け入れられない。そんな中でも本を読むためには、与えられた環境で生き抜く必要があると考え、転生前の知識を活用しながら周りに歩み寄ろうとする、その執念が伝わってきました。その努力する姿を見て始めは(本当は敬わなければならない)マインを嫌に感じていた側仕えや神殿の人々も徐々に受け入れ始め、見ているこちらも暖かい気持ちになりました。マインの言動に心を打たれ、その後はマインにどっぷりと浸かるところもよかったです。

 第1部から続いていた本作りも、紙を作ったり版画による印刷をしたりと本格的なものになっていました。これまでの苦労が伝わってきます。

 最後にはマインの転生前の話にも触れて涙がで、出ますよ...

 意味深な終わり方をしていたので第3部も期待です。原作ストックもそこそこあるみたいなのでやってくれますよね(願望)

 

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グレイプニル

 着ぐるみに変身してしまう特殊能力を持つ少年「加賀谷 修一」と謎の少女「青木 紅愛」が出会い、時を同じくして修一のまわりで次々と異変が起こる。
 全13話を通してみるとやっぱり尺が足りなかったように感じました。終盤に向かうに連れて(というよりほぼ終盤に)、修一の過去と彼に関わる人々との関係について一気に判明しましたが、コインの秘密や着ぐるみ、バケモノの正体等については明らかになる前に「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドを迎えてしまいました。続きやってくれないと分からないよ...
 ストーリーでは、これまでの出来事のきっかけとなる12話は衝撃でしたね。すれ違いから来る勘違いが取り返しのつかないことになってしまうのは悲しすぎるぜ...

 始めはおどおどしていた修一がコインを巡る戦いを通して、徐々に凛々しい雰囲気でたくましくなっていく様子が強く見受けられました。紅愛と一緒になって(物理)戦うことで、修一の「二人で一つ」なら、背負うものも同じと覚悟を決めるところにかっこよさがありました。
 コインを巡る戦いにはそのかっこよさもありましたが、所々生々しさからくるエッチな場面もありました。着ぐるみの中に入り込むときにはスク水だしなんかヌチャヌチャしているし、吉岡さんが着ぐるみに入るのなんてNTRじゃん...そのあと紅愛が吉岡さんをコイン集めとは別の戦いの意味で敵視しはじめるのはよかったです。
 
 最後に、物語の進行とはあまり関係なさそうなんですが、太眉ちゃんの負けヒロイン感がすごい。
 

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継つぐもも

妖怪バトル&お色気ファンタジー第2期。前半のお悩み相談室編はいつものようにお色気パート満載でよかったと思います。特に2話の「うそこん」ではギャグに全振りしたストーリーでずっと笑っていました。2話の反響がすごすぎて最終回後も2話だけ再放送が決まっていて、まぁ納得はしました。でも、あの最終回のあとに楽しい気持ちでその回は見られねえよ...
 後半の迷い家つぐももが絡んだ事件、物語の本筋となるストーリーが続きます。上岡のつぐもも迷い家つぐももの戦闘は作画に全力を尽くしていて迫力がありました。圧倒的な力に抗うも成すすべなく...って感じでしたね。結末も3期がありそうな終わり方で続きが楽しみです。むしろ3期がなかったら詐欺レベルの終わり方です。1期と2期の間に3年開いたのは伏線だった...?
 物語全体を通して、1期では戸惑っていたかずやが自然な流れで桐葉さんと一緒に風呂に入ってた部分に成長を感じました。

 

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あひるの空

 3クール目。インターハイ予選からバスケ部再始動までのお話。9話くらい1回戦の試合をやっててさすがに長いな...と感じました。試合内容はその分、思考や戦略がしっかりと描かれていました。このクールでは、バスケアニメなのでもちろん試合は面白く、また、主人公:空の母親のシーンも印象に残りました。最後の力を振り絞ってというか限界な状態で予選の試合を観に来て、空に心配をかけないようにとそっと見守っていたところに優しさが出ていました。最期に母親から「大きく産んであげられなくてごめんね」と謝られても、空はこれまでのことについて話し、ここまで頑張れたのは自分の身長が小さかったからだ、と返す。自分の身長が小さいことは恨んでおらず、むしろ感謝していると伝えたところで終わりを迎えていてこんなん泣いちゃうよ...

 試合後、部室でのタバコが原因で廃部となる急展開には驚きました。そこからの再始動が次クールのメインになりそうですね。反省、ケジメをつけて同好会からの再スタートを目指す今後の展開も楽しみです。

 

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プリンセスコネクト!Re:Dive

 Cygames発ソシャゲが完全オリジナルストーリーでアニメ化。まあ自分は原作ゲームやってないんで元のストーリーが分からないんですけどね。クエストを攻略していく冒険がメインの中でも日常の場面が多く、特に原作をしていなければ分からないといった部分がなくて入りやすかったです。出てくるキャラもみんなかわいくブヒ性能が高めでした。本筋もストーリーではなく、キャラみたいなもんだったし...一応主人公であるユウキくんが出しゃばり過ぎなかったのも、美食殿をはじめその回のキャラを全面的に出していてよかったと思いました。

 ソシャゲ原作アニメとして、前述の通りそのゲームをやっていなくても入りこみやすいのは楽しむために重要な要素で、その上登場するキャラが一度にたくさん出てくるのではなく、メインの美食殿4人+毎回数人ずつだったのも、キャラの良さを知るために絶妙な構成だったと思います。初見には分かりづらい話をするよりも、こういった日常の方がソシャゲアニメには合っていると思いました。(初見向けに作られていないのがほとんどだからだとは思いますが)

 日常ストーリーの中で、わちゃわちゃやっていたと思ったら終盤12、13話で急に重い話が出てきて、ペコリーヌの辛い過去には涙を流しました。その後の、ペコ×キャルでも涙を流しました。それ以上キャラの掘り下げをするとゲームやってる勢にグリムバーストされそうなのでやめておきます。

 オープニング曲はCMで親の声より聴いていましたが、サビしか知らなかったのでこれちゃんと歌詞あったんですね...

 

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

 タイトルが全て説明してくれているように、主人公:カタリナが乙女ゲームのヒロイン......ではなくその敵対する悪役だという記憶を取り戻す。ハッピーエンドなら国外追放、バッドエンドなら殺されてしまうどのみち破滅の結末から回避するために、自分だけがこの先のシナリオを知っているからこその、王子や他の令嬢たちと上手いことやろうとするやり取りの中で、鈍感すぎるカタリナの勘違いコメディが毎回笑わせてくれました。転生前のゲームという設定がよく出ていたと思います。それと、CV補正もあってカタリナに仕えるメイド回は個人的にアーナキソとなりました。いい話や...
 登場人物に嫌な人が出てこない、みんな優しくていい人な部分も気持ちがいいし、周りの人物からの恋愛感情も"乙女ゲーム"ではまず出てこない形になっていたところもその独特な世界観を楽しむ要因だったと思います。物語が進む上で、転生前の記憶がきっかけとなることも設定としてしっかりしていると思いました。
 本編であるパート間CMのカタリナ農場では土おじさんが頑張っていましたね。最後には一迅社の宣伝課社員だと正体も現しました。
 2期も制作決定したので楽しみですね。破滅フラグ回避の最終イベントが卒業の場面だったらしいのでこの後は何するんでしょうか...

youtu.be

オープニング映像のサビからの流れるような動きがとても好きです。

 

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球詠

 きらら枠。女子野球をテーマにした作品で、野球アニメというと魔球を投げるピッチャーとか場外までかっ飛ばすスラッガーとかがメインとなることが多いとは思いますが、この作品はマネージャーの川口 芳乃ちゃんがめちゃくちゃ頑張ってる印象が残りました。(一応、主人公の詠深ちゃんは超変化球を投げるピッチャーですが)(あれナックルカーブらしい)

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↑芳乃ちゃん。かわいい。テンションがあがると両サイドがぴょこぴょこします、かわいい。

 チームのために練習メニューを組み立て、試合中もサインや守備の動きを常に思考錯誤し、悩んだりプレーが上手くいかず落ち込んだりしている選手にはサポートや励ましをするなど非常に献身的な部分がよく出ていました。考え事をする場面は某天才たちの恋愛頭脳戦よりも頭脳戦をしていました。

 ストーリーも停部中の野球部を復活させて全国を目指すという王道っちゃ王道ですが、選手それぞれに過去やプレーの特徴があったり、試合運びも戦略や心理戦を多く働かせていてとても面白かったです。

 太もも描写や百合要素といった需要もしっかりと描写していました。

 多少作画や動きに難ありというのが正直なところですが、慣れればヨシ!って感じでした。

 

www.nicovideo.jp

8話の行進のシーンがやっぱり一番好きです。

強いチームは行進もいい!

 

 全く関係ないですが、来季きらら枠のおちこぼれフルーツタルトがコロナの影響で放送延期になってしまったのがとても残念です。復活予定の秋クールを楽しみに待ちましょう。ごちうさとの勝負頑張ってくれ。

 

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TVアニメ『神之塔 -Tower of God-』

  少年「夜」は大切な少女「ラヘル」を探しに伝説の塔に入り込み、塔の頂上を目指し登り始める。塔を登るための試験が始めは個人戦や少人数チーム戦(3人組くらい)で、挑戦者がそれぞれ相手を蹴落とそうとしていたのが、段階を踏むごとに団体戦、最後には全員で協力して乗り越えるものになっていて、徐々に挑戦者同士の仲や絆が深まっていき、夜はもちろんその他の挑戦者も成長し、強くなっていく様子が窺えました。戦闘も熱く、見ていて楽しめました。挑戦者同士の確執やそれぞれの過去にも焦点が当てられていたのも良かったです。

 ただ、これだけでは塔の意味や周りの登場人物の塔を登る目的等が曖昧で、説明不足のように感じました。
 最後では夜とラヘルの真実が全て明らかになって、INTRODUCTIONの「始まりと終わりの物語」の意味が明かされてなるほどね...となったのでこれも続きが気になる作品でした。続いてくれないと説明不足のところが分からん。

 

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ポケットモンスター

 こんな綺麗なキービジュアル画像があったのかと調べて思いました。コロナの影響で4月中旬で放送が中断してしまいましたが、6月に無事に再開してくれました。放送中断までのアニポケはゴウくんが各地のポケモンを乱獲する映像をひたすら見ている感じで、サトシどこ...?って感じでした。しかし、放送が再開してから数話しかないんですが、その中でもカロス地方のジムリーダー:コルニが登場した回はあのバチクソ面白かったXY時代を思い出させてくれました。今回のアニポケのテーマである「各地方を巡る冒険」をしてくれるなら、こうやって過去のキャラを出してくれる展開があるのは老害にとって嬉しい構成です。老害といっても15年くらいなんですけどね。サトシにもスポットが多く当たり始めたことでゴウくんの乱獲パートもサクサク進んでいいですね。サクサク進むことでスマホロトムの声を聞く機会も減るので一石二鳥です。このまま面白い方向に進んでくれることを期待します。

 最後に、今回のサトシの手持ちが固定枠ピカチュウに加えて、カイリュー・ゲンガー・リオルと、進化すればルカリオになるんでガチパすぎますね。あとはカバルドンを捕まえてカバルカイリューの完成!サトシがステロ欠伸からのサイクル戦をアニメでしてくれるのが今から楽しみです。

 

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ULTRAMAN

 NETFLIXでは以前から配信されていましたが、今季で地上波放送となったので加えました。ウルトラマンの原作?というか昔放送していた感じというかあの辺のやつを全く知らないので、過去のやつを意識することなく見ていました。ただ、過去作を知っている人からしたらイメージは変わりそうな気もします。

 CGを駆使した戦闘シーンは迫力があって見入ってしまいました。現れる異星人と戦いながらも周囲の人々は守らなければならないといった場面も、どっちを優先するかの選択を迫られていてハラハラしました。イマイチだったのは主人公がなよなよとして弱々しかったことですね。始めはそれでもいいんですけどそれがなかなか改善していかないのはマイナスに捉えてしまいます。3人目のウルトラマンは何したいのかよく分かんない印象でした。かっこいいの諸星さんだけでは...?

 ヒロインの佐山レナはかわいかったと思います。ライブシーンがちゃんとしていて謎に力が入っていました。

 

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八男って、それはないでしょう!

 なろう兄弟の八男。備わった強い能力を駆使して冒険したり、仲間を増やしたりと異世界転生モノの王道ストーリーがある中で、兄弟間のしがらみといったタイトルの八男要素もしっかりしていたと思います。序盤の幼少時代が終わるといつもの"なろう"って感じでしたが。あと、女の子侍らせていると大抵主人公のハーレム展開になるんですけど、これは主人公に対して仲間・友人意識でやり取りをしていたので好感を持てました。

 作中では味噌や醤油、水あめといった食べ物が出てくる中、しっかりとマヨネーズも出してくれましたね。Re:ゼロといい超人高校生といい異世界転生にはマヨネーズづくりがセットになるようになってきました。卵、酢、油、塩のように容易に材料が手に入るマヨネーズは転生先で作るには最適なのでしょう。

 キャラではルイーゼ(水色髪の子)が、活発でボーイッシュな子なんですが、作中ではおしゃれや色気作戦をしたりとかわいらしいところもあって今季お気に入りキャラ3本の指に入りました。この子だけで評価⤴︎。

 

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邪神ちゃんドロップキック '

 1期の円盤が2000枚以上売れたら2期を制作すると発表したら2000枚以上売れたアニメの2期。キャラデザがみんなかわいいのでそれだけで目の保養になりました。キョンキョンかわいい。全部がギャグパートなので脳死で見るにはちょうどよかったです。ストーリーがほぼないからこのアニメの感想難しい...難しくない?

 ふるさと納税で制作した北海道・千歳編もしっかり放送されて、これが新しいアニメ制作の形なのかと思いました。納税するし、なんかの作品で地元新潟編作ってくれねえかなぁ。

 

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ケンガンアシュラ

  企業同士の闘技者を使った代理戦争2クール目。拳願絶命トーナメントの1回戦と2回戦がメインのストーリ、てかそれ以外ない。戦い自体はリアルで(リアルだったら死ぬが)迫力があり、闘技者の過去やその思い等が出ていたと思いましたが、32人のトーナメントを全試合やるので見ていて正直飽きが来てしまいました。やることが変わらないとどうしてもこうなってしまう...

 終盤の、ヒロイン山下 一夫が息子のことを貶されたことに対してキレる場面は威厳が出ていて良かったと思います。王馬さんもそれにのってきてくれていて、二人の関係がより親密になってきたことがよく出ていました。
 2回戦の途中で最終回となってしまいましたが続きはしてくれるんでしょうか。また同じ構成にならないかだけが気になります。
 

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プランダラ

 2クール目。1クール目よりはギャグが控えめで、物語の本筋に関わる内容で面白さは増しました。この書き方だと「1クール目は何だったんだ」となるんですけど実際関係なかったし...まぁ控えめといってもシリアスな展開からの茶番ダラがわりかし入ってきていてもう少し削ってもよかったのではと思いました。

 タイムスリップした300年前の世界で、この世界の真実やリヒトーたちの正体に迫るために、奮闘する場面や300年間抱えていた記憶や思いが明かされたところは面白かったです。物語を通して、ジェイル中尉だけは現代も300年前の世界でもかっこよかったと思いました。このように正体が明らかになったキャラもいれば、そうでないキャラもいてそのところも気になりました。ペレくんは結局何者だったんでしょうかね。

 この世界の特徴であった「カウントに支配されている」という点が後半ほとんど消失していたことがなんかもうめちゃくちゃでしたね。これこそ1クール目は何だったんだよ...です。

 最終回の締め方が「俺たちの冒険はこれからだ!」だったので続きはあるんですよね...

 いろいろとツッコミどころはありましたが、一番はエンディングの顔です。

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誰だよ......

 

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新サクラ大戦 the Animation

 帝都の平和を守るために帝国華撃団として、霊子戦闘機 無限に乗り込み戦う。その戦闘シーンはかっこいいと思いながら見ていましたが、花組がちゃんと勝っているところがあまりなく、大体助っ人で白マントが現れて勝利みたいな流れが続き、主人公(+その仲間)がその強さでガンガン攻めていかないのは少々物足りない感じがしました。てかむしろ白マントだけでよくないか...?

 あと、途中の運動会みたいな回は競技性がよく分かりませんでした。

 今回の物語の根幹であるクラーラの過去や真実などについては、最後にしっかりとまとまっていたのでそのあたりは面白かったです。

 

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BanG Dream! ガルパ☆ピコ~大盛り~

 いつの間にか5月くらいから放送していた、アニメバンドリの本編と言われしミニアニメ:ガルパピコの2期。前期同様、脳死で見るアニメって感じでしたね。まあショート枠なので。

 どの回が一番面白かったかと聞かれるとアレなんですが、個人的には一番好きなキャラである新バンド「Morfonica」の二葉 つくしちゃんが出てきてくれた回が好きです。

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二つ名ってなんかいいよね

 

 あとは、ガルパピコに限った話ではないですが、美竹 蘭の低音ボイスあやねるも聴けてよかったです。

 

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LISTENERS

 スクラップ拾いの少年エコヲとがれきの山で出会った記憶喪失の少女ミュウがその記憶を辿る旅に出る。二人が旅をする中で徐々にミミナシとプレイヤー、イクイップメントの関係について明らかになっていきますが、内容を理解する前に話がどんどん進んでいくのでついていけない部分がありました。「何が起きているのか」は分かるけど「何をしているか」は分かりづらい印象でした。

 前半の旅パートはまだしも、終盤の最終決戦近くになるとごちゃごちゃが止まりません。エコヲもプレイヤーになるのは人間もプレイヤーになるってことでいいんですかね...そのところ説明もなく終わっちゃったよ。

 話の開始場面が前回と異なっているのが割と多く、新キャラがいきなり出てきて誰!?となることがありました。1週間で記憶が消滅してしまうので「前回のあらすじ」じゃなくても続きの場面からスタートしてくれないと分かりません。

 旅の途中に出会う人々と最後にまた再会する展開も旅物語アニメ(前半部分)の良いところだったし、《音楽×アニメ》プロジェクトということで、毎回エンディングが変わっているのは楽しめました。

 

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俺の指で乱れろ。~閉店後二人きりのサロンで...~

 ピーマンー 僧侶枠。どうしても話の進み方がパターン化してるので、この手のアニメはキャラでの判断が強めになってしまいます。そう考えると、ヒロインの星屋 ふみがかわいく、仕事でのミスを先輩らしく庇おうとする七瀬 蒼甫の男らしさがしっかり出ていたのでよかったと思いました。結局は自然な流れ(ほんとぉ?)で行為に持っていくんですけど。前季の男側がとんでもなかったのもあって、好感は持てました。途中から登場したモデルとの関係がよく分からないまま終わってしまったのが残念です。
 本編は動画最後のXL上司。の番宣だったのは前季と変わりません。

 

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社長、バトルの時間です!

 ダンジョンを攻略するパーティが「会社」という設定という異世界冒険モノ。(転生じゃ)ないです。

 会社ということもあり、話の中には経理やら経営やら会社要素もちゃんと出てきていました。ただ、ストーリー自体は正直そこまで盛り上がるところがなく、面白かったかと言われればなんとも...って感じでした。ストーリーは微妙でしたが、女の子のかわいさは伝わってきました←重要。この位置にいるのもそのことが大きいです。秘書のユトリアが普段はしっかりしているのに甘えるときにはしっかり甘えるギャップが特にかわいいかったですね。

 ノルマの水着回を最終回のエンディングというギリギリのタイミングで入れてくる作品は初めてでしたね...

 

 社長の水着が7話でアカリさんにオススメされたやつなんですけどよく買ったなコレ...

全12話の中でここが一番面白かったです。

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シャドウバース

 スマホアプリ「shadowverse」が(おそらく)キッズ向けにアニメ化。自分はシャドバのルールが分かりませんが、ニコニコ動画で視聴していたらコメントで場面ごとにルール説明が出たり、キッズに優しい構成だったりとなんとなくのイメージで見ることができました。ですので登場人物が使っていたカードやコンボについては何とも言えないので、それ以外の観点からの感想になります。
 主人公のヒイロくんがシャドバに出会って様々な仲間、敵と戦い強くなっていくといったストーリーで、作中ではいくつか試合をしているのですが、ヒイロくんが無双して最後まで無敗だったのがまず面白かったです。敗北から強さを知る...みたいな展開が何もなく、ただただヒイロくんのガン回りデッキを見てるだけでした。ポケカ民の自分もそのプレイスタイルを見習っていきたいですね。そして、プロプレイヤーのプレミや妹の命がシャドバにかかってるからの唐突な広告 etc...とまぁめちゃくちゃでしたね。さらには勝ち方が全部トップ解決イグニスドラゴンで、戦術やコンボといったものがほぼ無く展開がワンパターンだったと思いました。それと合わせて敵の負け方が舐めプとプレミなのもなぁ...
 ヒイロくん以外のキャラのバトルもなくはないのですが、扱いが雑でおまけみたいな感じでした。もっとミモリとアリスを見ていたかったけどな~
 最終話で全国大会が終わり、まだ見ぬ世界の強敵たちも出てきたのでこの先の世界編はどうなっていくのでしょうか、いろいろな意味で楽しみです。

 

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白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE

 全てのはじまりのきっかけとなる黒の王国と白の王国の物語。原作をやっているわけではなかったので公式の相関図を頼りに見ていました。

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 物語序盤は黒と白両国対バールとの戦いで、まあドンパチやるんですけど何やってるか見ていて曖昧で気づいたら終わってました。白の王国はみんなで頑張ってるんですけど、黒の方はアデルがひたすら有能で主人公がほぼ棒立ち状態になっていてこの子いる?と思いました。

 後半は敵対していた黒と白の平和的均衡を保つための話。バールとの戦いで共闘したことにより、今までの敵意が薄れた両国は徐々に友好的になっていきます。楽しそうにファッションショーやら山菜取りやらしていたと思ったら、急にアデルが裏切りアイリスを襲撃します。そして、アイリスを守ろうとして闇の王子がアデルを真っ二つにしてしまいます。闇の王子はアイリスを守ろうとしたのに、その後白の王国に捕まるのは意味が分からず笑ってしまいました。(笑う場面ではない) そのあとも度々真っ二つシーンが流れるのはもうギャグとしか思えませんね。第7話以降平和に山菜取ってればよかったのに...あとはショタの声が野太かったのは印象に残りました。それだけです。

 全体を通してメインキャラ以外のキャラの扱いが適当だと思いました。戦ってる上官のまわりで棒立ちしているのは動かし忘れているだけですよね...?

 この話がソシャゲ本編へと繋がるストーリーらしいんですけどこれを見てソシャゲを始めようとはならなかったですね...

 最終的には黒と白の約束が決別したことが物語のはじまりとなったと綺麗にまとまっていたのはよかったと思います。その後はまぁ見なくてもいいかな...

 

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アサティール 未来の昔ばなし

 アニメ公式サイト見つからなくて草。未来のリヤドで暮らす3姉弟が様々な困難(困難ってほど困難ではない)に遭遇するが、彼らのおばあちゃんが聞かせてくれる昔ばなしからその教訓を得る。毎回教訓となる昔話のパートがあり、その昔話の起承転結がしっかりしているので結末を見て「なるほど...」とはなりましたが、イマイチその話が盛り上がらない印象がありました。25分を虚無の顔で過ごす感じ。物語で得られる教訓も、直面した困難の根本的な解決になるかと言われてもちょっと違うのでは?となる回がいくつかあってアニメを完走しても特に残りませんでした。
 未来の世界が舞台でVRゲームや全自動ロボット、空中に浮く車など近未来的なモノが多く作中に登場しますが、その未来要素がこの物語の根本的なテーマである「困難を昔話の教訓を使って乗り越える」という点にほとんど関係なかったのでこの未来設定は必要なのか?という感想です。
 

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ざしきわらしのタタミちゃん

 岩手・遠野から憧れの東京に引っ越してきた座敷わらしのタタミちゃんが送る、魑魅魍魎ストーリー。東京あるあるや現代ならではのテーマを題材にした一話完結の構成。東京あるあるといっても2、3回くらいしかその回なかったわ。ショートのギャグアニメなので何も考えず脳死で見ながら、ところどころクスリと笑うところはありました。

 キャラデザもハイスコアガールの押切先生原作ということもあり、また独特な人たちが多く"押切節"全開でした。おわり。

   

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啄木鳥探偵處

 明治の末、歌人「石川 啄木」がとある殺人事件をきっかけに「啄木鳥探偵處」を設立し、探偵稼業(笑)を始める...

 

 のはあくまでも形だけで、ただただ啄木のクズさが全開で物語が進みました。いや探偵の仕事は一応してるんですけど。共に探偵の仕事を手伝う同郷の先輩である金田一 京助に殺人犯の疑惑をなすりつけたり、とあるごとに金を借りたり、彼のモノを壊したりetc... 探偵の仕事名義で借りた金(京助以外からも借りている)は酒、女に使い果たし、借金が山積みにも関わらず教会に寄付をしようとする。とにかく考えられない言動しかしていなくて啄木のイメージが最悪になりました。調べてみたら実際の啄木もこんな感じらしいですね。謎の原作再現...

 物語の本筋である探偵仕事については、歌人が主人公なら何か歌に隠された事件のカギ...みたいな展開が出てくるんだろうなぁと思っていましたが、特にそのようなことも見受けられず歌人要素どこ...?ここ...?って感じでした。推理パートもなんかすっきりしないというか薄っぺらいというか。

 ストーリーでは京助が啄木のためを思って前述のようにサポートをしているのですが、その相手からは罪を着せられ裏切られと散々な対応。途中、仕事も体調も優れないことから自ら命を絶とうとするくらい病んでしまった啄木にも尽くしてくれたのに反省の色もない。それでも京助は彼を支え続けていてこの報われなさに涙を流しました。

 最終回の締め方も、体調が優れないまま啄木が亡くなったことを元気な姿を回想させるシーンで表現する、まるで美しい死に様だったというような締め方でした。これまでの行いが善人とはいかないまでも、まともであれば感動となる最期でしたが、悪行しか出てこなかった人物でやられてもな...と思いました。

 

 あと、オープニングの映像で明治時代に生きる啄木、京助が現代の服を着る公式二次創作は意味が分からなかったので有識者に説明をしてもらいたいです。

 

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ギャルと恐竜

7話放送後コロナの影響で放送延期。ポプテピピックかと思ったらポプテよりきつかったアニメ。前半のアニメパートはまだギリ見ることができました。(話はおもんなかったけど...) 後半の実写パートはまず意味が分からない、内容がない etc... まぁ見てて虚無感しかなかったです。唯一真剣に画面を見ていたのは恐竜くんを探せ!のコーナーでした。中毒性はある人にはあると思うんで気になる人はどうぞ。

 

おわりに

 はじめの方にも書きましたが今季は豊作だったと思います。7/3より夏アニメの放送が開始(金沢時間)しているのでこのまま順調に消化していきたいですね。放送中断とならないことを願うばかりです。

 来季は俺ガイルの3期を一番楽しみにしています。原作を全部読んでいるんで結末は知っていますが、キャラが動いて声が聞こえるだけでいい。いろはす

 

それではまた夏アニメの感想で。

 

 

 

 

 

 

 2021年の冬に「ゆるキャン△ Season2」の放送が決定したのでそれまで死ぬわけにはいかない