独断の2020秋アニメ最終報告

 新年あけましておめでとうございます。(1月7日)

 いつものアニメ感想です。今季視聴作品は新作・継続枠46本 でした。

 また、30分枠アニメとショートアニメ(10分以下)を同じ舞台にするのもなんか変だなぁと感じたので、今季感想から別にして書くことにしました。

 

 コロ助の影響が少し減り(書いている時点ではまた波が来ていますけど)、制作本数が元に戻ってきたのはよかったです。

 

 感想や順番は完全に独断なのでいちゃもんはやめてね。

 

 それでは面白かった順にいってみましょう。

 

 

無能なナナ

 PV詐欺。あのアニメ紹介からこの話は予想できねえよ...

 まず1話で完全に騙されました。「無能なナナ」というタイトルなのに主人公:柊 ナナは心を読める能力があるし、無能力者としてナナオっていうキャラもいたからこっちが無能なナナってことか?となりましたが、終盤に全てを明かしてくれましたね。このような急展開で見ていてファッ!?っとなるのが大好きなので1話からこの作品に引き込まれていきました。正体が明らかになってからのナナの声質の変化もよかったですね。クラスのリーダーとして振る舞うナナと殺人鬼としてのナナの違いが大きくてゾクゾクしました。

 2話以降もナナの巧みな観察眼と言い回しで同級生を自分のペースに乗せていく様子が上手く描かれていました。途中明らかに怪しい動きや薬の名称をしゃべってしまうガバ行動も緊迫した場面感が出ていましたし、それをなんとかして修正して犯人バレを防いでいるのも「やりますねぇ!」となりました。相手を殺す前に相手の能力がどのようなものであるかを確認していたのもナナの冷静さが出ていたし、見ている側も相手の能力の隙を把握しながらナナの行動を見ることができて楽しめました。

 話の終わり方が毎回ピンチなんですよね。絶体絶命の状態でEDに突入して、敵も不死、未来念写、ネクロマンサー、変身etc...と徐々に勝てんやろというものが次々と登場し、毎話次は無理やろ...次は無理やろ...となっていました。

 

 任務のために同級生を次々と殺してしまうナナしゃんとヒーリングの能力を持ったミチルとの関係もよかったですね。始めは殺害対象としか見ていなかったミチルが自分のことを本気で心配している様子を通して徐々にその認識が変わってしまうのもあぁ...尊いとなりました。12話でミチルが死にかけてしまうのにナナしゃんはそれを助けるんですよね。ここでもう完全な友達関係が生まれていてハッピーエンドかと思いきやあの最終回ですよ。これまでのナナしゃんではありえなかった自らを犠牲にしてまで同級生の命を守るという行動に出て、「初めて友達ができたよ...」と走馬灯が走って意識が朦朧とするのも組織からの命令なんて関係ない、彼女の本心が現れるところはもうギャン泣きしました。そこで終わらず、最後のミチルが残りの寿命を全て使い切ってナナしゃんを助けるところはこんな悲しい終わり方なのかと衝撃でした。ミチルは本当にただのいい子だったのに...エンドカードもミチルとナナしゃんが一緒に笑ってる場面で辛い...辛い... 

 

 続きがめちゃくちゃ気になります。アニメでやってくれ...

 

呪術廻戦

 原作を全く知らないのでPVとかCMとかを見てるとなんか怖そうだな~と思っていたのですが、実際はその点が気にならないくらい熱いバトルで面白かったです。(いや無為転変のシーンとか少しキモ...怖かったですけど)

 開幕から主人公:虎杖("いたどり"ってこんな字書くのか...アニメで知識を高める男)が死んで驚きました。さすがに死んだままではないですけど。「正しい死」のために戦う虎杖の原動力が彼の祖父の言葉だということも感情移入しやすい展開で良かったと思います。

 「幼魚と逆罰編」では虎杖と呪霊:真人の命の考え方が戦いを激化させていて、戦闘描写に迫力が出ていました。順平のことをただの玩具としか思っていない真人と、それを許さない虎杖のぶつかり合いがかっこよかったですね。そこでは呪霊が人であることが判明し、人を殺すことを実感した虎杖の迷いもよく出ていました。最後、虎杖は順平を救うことができず、自分の力不足を嘆くのも、ここから人間らしく死ぬ「正しい死」をわかるために負けないという決意の表明となっていてこの先が楽しみになりました。

 戦闘描写はマジでよかったですね。全てのキャラで戦闘のかっこよさが見られたと思います。後半の七海さんとかヤバすぎるでしょ、これはキャラで一番好きだとなる人が出てくるのも分かります。あと、某大手実況者も言っていましたが七海の声につだけんをキャスティングしたのはアニメから入った自分でも5億点だと思いました。

 ただ、本編が殺伐としている中で最後にじゅじゅさんぽを入れるのは別にいらないかなと感じます。大正コソコソ噂話の路線を辿る必要はないんだから一生殺伐とした雰囲気であってほしい。

 

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 キャラだと三輪ちゃんが好きです。ミーハーなところかわいい。

 というか、真面目な振る舞いのせいで最初京都呪術高専の先生だと思ってました。真面目な生徒もいるんですね...

 2クール目の高専対抗戦から出番が多くなる(はず)なので楽しみです。

 

 じゅじゅさんぽは要らないと書きましたが、自分は小学生なので第9話のじゅじゅさんぽで声出して笑いました。

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 不意打ち。

 

 ここからが面白いみたいなので、継続はホント助かります。2クール目も期待。
 

GREAT PRETENDER

 夏アニメから継続の2クール目。2クール目はロンドン編の後半と日本、上海編がありましたがCASE4の日本、上海編がばちくそ面白かったのでこちらをメインに書きます。(もちろんロンドン編も面白かったです)
 ロンドンの一件を終え、新たな就職先を見つけて真っ当な人生を再スタートしようとした主人公エダマメはまたしても詐欺師集団のリーダー:ローランの策略にハマってしまうところはこれまでの流れで何もないわけがないだろ...と思い、予想はできました。ここから彼の就職した人身売買グループとその取引先を騙すんだろうなぁと思っていましたが、今回に関しては詐欺師集団内での騙し合いもばんばん組み込まれていてこれまで以上に見ていて騙されまくりで何が本当か分からなくなりました。それでも最後はしっかりと真実が明かされていて話の作り方が上手いなぁと感じました。
 一つの物語でローランの因縁、エダマメの因縁両方に迫るのは終盤にふさわしい展開で、最後に笑うのは誰か全く読めなくてめちゃくちゃ面白かったです。

 

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 17話でエダマメが組織から逃げてきた先がめちゃくちゃ地元で笑いました。ICまで続く道路のカーブがそのままで草。急に出てきたのでマジで驚きました...

 

体操ザムライ

 現役を引退することを勧められた体操元日本代表:荒垣 城太郎がある出会いによってその運命が変わっていくお話。まずアニメ本編よりもOPで上海ハニーが流れてきて驚きました。浪川大輔小野賢章、梶くんが歌う上海ハニーが聴けて「うおおおっ」となると同時にフルver.が欲しくなりました。円盤特典限定で配信はないそうです。悲しいなぁ...

 アニメ本編では、城太郎の運命を変える忍者(?)レオが序盤でしゃばるというか余計なことをするというかで、城太郎やその娘:玲の頑張りに対してノイズになっているとしか思えませんでした。しかし、後半レオのいきさつや彼自身の気持ちの変化が荒垣家の雰囲気を変えることとなり彼は物語に必要な存在であると感じさせてくれました。

 他にも期待の新人として登場した高校生の南野 鉄男が普段は自分の体操だけに執着して城太郎や他の選手に対して興味がない、むしろ敵視しているのに、最後城太郎が新技を決めて彼に勝ったとき、涙を流すところは見ているこっちも涙ぐんでしまいました。自分は勝てなかったこと、また、現役を退く寸前だったにも関わらず唯一憧れた選手の実力が健在だったことに対する喜ばしさに対する涙でとても熱かったと感じました。

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このシーンマジでよかった...

 

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 城太郎の娘、玲ちゃん(CV:本泉 莉奈)もかわいくてめちゃくちゃいい子でした。(最近まで"もといずみ りな"だと思ってました、反省)ここまで父親や家族同然のレオのことを思っている子はいないレベルでめちゃくちゃいい子(2回目)ヒロイン力高すぎる。

 久々にここまで熱くて面白いスポーツアニメを見たと思います。

 

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 推し安定供給アニメ。ラブライブシリーズのアニメということで前作のこともあり、正直どうなるんかなぁ...と思いましたがそんなことを忘れるくらいめちゃくちゃよかったです。

 これまでのラブライブシリーズとは違って、ソロでの活動がメインとなっていることもあり、今までよりもだいぶ個人回に焦点が当てられている話の構成でした。一人に一話ずつメインの回があって、これまでのいきさつやキャラの細かい設定がより詳細に分かりました。

 個人回で自分が好きなのは6話の璃奈回と7話の彼方回ですね。璃奈回では、璃奈が顔にボードをつけてライブをする理由についてやっていました。璃奈はソシャゲのスクフェスのモブとして元々登場していて、その頃から顔にボードをつけていました。当時スクフェスをしていた自分は「ステージに立つのが恥ずかしいから顔を隠している」という認識でした。しかし、アニメを見ると実際は「自分の感情表現を顔に出すことが苦手というコンプレックスを改善する」ためであって、顔を隠すという(ネガティブ)を感情表現を出すという(ポジティブ)に変換する流れがとてもよくできていたと感じました。

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ここすき

 

 彼方回では彼女が作中で常に眠そうにしている理由について触れていました。妹のスクールアイドル活動を応援しつつ、週5でバイトをしてその上家の家事までこなしていることが明かされ、その反動で学校では眠そうにしていることが分かりました。それまで眠そうにしている原因について言及されるシーンがなく、怠けているまではいかなくても、ただ常に眠そうにしているだけという設定だと思っていたので彼女に対する見方が変わりました。また、この回では彼方とその妹:遥の姉妹愛を感じられるストーリーで20歳のおじさんは泣いてしまいました。

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 ライブ衣装の首から胸にかけての布が透けているの、布としての意味をなしていなくてえっちすぎません?? かわいい。

 

 ストーリーでは「ラブライブなんか出なくてもいい!」という侑ドラパルトの発言からアニメのロゴが「ラブライブ~」ではなく「虹ヶ咲学園~」で始まるところにまず感嘆の声をあげましたし、最終ゴールもみんなのトキメキが溢れるスクールアイドルフェスティバルにもっていくのも綺麗でした。

 ただ、ストーリーよりもキャラ重視な展開はこれまでのラブライブと同様で、それでもラブライブだなぁってのは見受けられました。(ストーリーとキャラの両立なんて難しいですけどね)

 

 キャラアニメの枠を越えられないとも書きましたが、個人回以外のキャラの登場、発言割合の差があまりにも激しすぎませんですかね... 後半は歩夢の脳が侑とせつ菜によってぐちゃぐちゃにされるのが中心だし、エマとかしずくとかもうモブみたいなポジションだった気がします。

 

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN

パンツを徹底的にズボンと言い張るアニメ。
 2008年の1期、2010年の2期でもう続きはないと思っていたら10年の時を経て3期がありました。新たに扶桑からのウィッチ服部 静夏が加わり新生第501統合戦闘航空団が結成されました。こいつらいつも解体して結成してんな。
 ウィッチとしての真面目な回もあれば急に茶番みたいな回もぶっ込んできているのもこれまでのストパンと変わらないと思いながら見ていて、シャーリーの最高スピード記録の回なんか2期でも同じことしてたよな...と感じました。今期のルッキーニ少尉は茶番担当でしたね。真面目な回では対ネウロイ戦をしっかりやってくれていたし、終盤ではメインであろう服部と宮藤のやり取りが面白かったのでよかったと思います。

 物語を通して「20歳を超えると魔法力が弱まる云々」という言葉が何度も出てきていて、よく考えたら坂本さん以外自分よりも年下だと気づいてしまい、自分の老いを実感して悲しくなりました。もうこれ以上歳を取りたくねえよ...
 
 来季はワールドウィッチーズのギャグショートアニメ(15分)も始まります。前回の発進しますっも面白かったので楽しみです。PV見たらストパン本編と顔が違い過ぎて一瞬分からなくなりました。

 

安達としまむら

 推し安定供給アニメ。しまむらへの思いを抱いている安達に対して、しまむらは他の人と仲良くしていて安達の脳を破壊している様子がよく出ていました。しまむらの行動は全体的に落ち着いていましたが、安達は結局最後まで慌ただしかったですね。安達の言動に共感できると面白いアニメだなと感じました。自分はめちゃくちゃわかるポイントが多かったです。他人に電話かけるときに正座まではいかなくても一息ついてからかけるところとか、話しかけるときなんて言えばいいかすごく考え込むところとか自分と同じやなと思いました。安達の場合、好きな人に対してならなおさらですね。(自分はただコミュ適正がないだけですが)
 途中から出てきたよく分からん宇宙人が安達としまむらの間に入ってきて「こいついる?」となりましたが、最後は二人の間には介入せずにしまむらの妹と一生遊んでいて宇宙人への不満感はなくなりましたね。結局そいつは何なのか分からなかったです。
 また、安達としまむらだけではなくその友達の日野と永藤の関係もほぼ夫婦みたいな感じで、この二人のやり取りが安達が行動に出るきっかけになっていて潤滑油のようでした。日野すこだ...
 EDテーマキミのとなりでも歌詞がアニメに合っていてよかったです。

 

おちこぼれフルーツタルト

 きらら枠。作者が同じことで通称:汚いハナヤマタと呼ばれていました。その通り、ここまでエロや変態要素を前に出してくるとは思いませんでした。サブタイが何個か酷いのありましたし... 月連載の雑誌で原作を読んでいるんですけどその5億倍アニメだとえっちに見えたのでやっぱアニメってすげえなと感じました。

 ストーリーもそこそこ面白かったですし、キャラも全員個性があって(ありすぎる)勢いで最終回までもっていく感じが綺麗に進めるよりもむしろ色気、下品を出して正面でぶつかっていて好感触だと思いました。登場人物は売れない元○○という経歴があるんですけどそれぞれの経歴をイジる描写がしっかりとあって、イジられたあとの様子もみんなかわいくてよかったと感じました。

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クソザコブロッコリー先輩が好きです。

 

 きらら枠はキャラ同士の百合関係が出ることが多いですが、この作品ではガチすぎてもう狂気の沙汰でしたね。百合の矢印の方向も確立しているのもブレなくてその相手に対してナチュラルに変態行為をしているだけで面白かったです。

 

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 緑 へも(CV:守屋 享香) (左) へもちゃんのデフォルトがハート目なのヤバすぎるんだよな... ハートが外れることないし...

 

 ライブパートでは手描きであることからぬめぬめしていたし、初回と最終回のライブシーンを比べると初回はわざとメンバーの動きがズレるようにしていて初ライブ感を出しているのが上手いと感じました。よくできたライブシーンにも色気と下品さが入っていましたけどね。

 最後に、ED映像もえっちすぎました。

 

トニカクカワイイ

 推し安定供給アニメ。恋愛アニメとしては恋人になる過程の話ではなく結婚したあとの話がメインとなっていて新鮮でした。アニメ本編では謎の少女:司がトニカクカワイイでした。新妻役のあかりんの声も毎週火曜の癒しになりました。むしろ楽しみの8割はそこです。司ちゃんが無限にかわいかったので12話全て楽しむことができました。内容はNASAくんと司ちゃんが一生イチャついているのを見せられるんですけど、結婚ってこんな感じなのかぁと陰者オタクに夢を見させてくれました。

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由崎 司(CV:鬼頭明里) 無限にカワイイ、16歳ってマジ!?

 

 かわいいといえば銭湯の娘、要ちゃんもよかったです。積極的に男に対してちょっかい(下ネタ)をかけてからかってくる年下女子のシチュエーションはありよりのあり。

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有栖川 要(CV:芹澤 優) かわいい。この子も家のために頑張っていてめちゃいい子

 

 物語ではちょこちょこその真実をにおわせていていながらも、司の正体ははっきりと明かされることはなかったのでもしかしたら続きをアニメでやってくれるかもしれません。まぁ原作でも明かされていないらしいので続きでも明かされるかは分からないですけど。

 あとアニメラジオでは延々とのろけメールが読まれていて自分の精神が死んでしまいました。

 

 新作OVAがリリース決定だそうです。見たいな...

 

ご注文はうさぎですか?BLOOM

 きらら枠。高校のスキー旅行の夜にオタクと共に円盤で2期を全話一気見した以来のごちうさ、3期目。2期より前は正直キャラはかわいいけど面白いかと言われると話に中身があまりなく微妙な印象でした。しかし、今期は進路関係の話や行事回が多く、それぞれのキャラの成長が見て取れるようでかなり面白かったです。単純にみんなでわちゃわちゃやっているのが基本なんですけど、その中でも友人との関係や自分の目標などの話題にもっていく流れが綺麗だったなと感じました。

 リゼちゃんが8話で教職の話をし出してたまげました。こんな美少女が小学校の先生になったら児童が目覚めちゃうじゃん...

 夢を笑われたことで「自分は先生に向いていない」と感じることは必ず来るものだと思います。それを聞いたココアたちが応援しようとしてくれるのも優しい世界だし、それを受けて改めて頑張ろうとするリゼも尊敬ですね。自分は大学入って、教育実習して一度も先生に向いていると感じたことがないので美少女に応援してもらいたいゾ...

 

 リゼといえばあとひとつ

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 4話の文化祭より。このジョッキの持ち方はどうなってるんでしょうか(中身はジュースです)

 

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 OPは完全にちゅーしてますね。

 

魔女の旅々

 自意識高めの新人魔女が様々な国を巡る旅物語。基本的に一話で話が完結するので見ていて分かりやすかったと思います。始めに書いた通り主人公イレイナがかなりのイキりっぷり、良く言えば自信家であり、一回わからせてえなぁとなりました。まぁ、世の中には絵師の方がたくさんいるのでわからせイラストがたくさん流れてきて供給には困りませんでしたね。

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イキり魔女もかわいければOK、自分のことを自分からかわいいと言うキャラは好きです

 

 物語の結末は平和的なものもあれば不穏なもの、悲しい終わり方をしているのもあって必ずしもハッピーエンドではなかった点も展開が単調でなく面白かったです。カオスな回もありました。

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 9話より。これまでの回とは違って冒頭に不穏なメッセージが出ていました。

案の定ラストはヤバかったですね(語彙力)

 

 最終回「ありとあらゆるありふれた灰の魔女の物語」はイレイナしかいない世界にイレイナが行く(何言ってるかわけわかんない人は本編を見てください)もので、「魔女の旅々」がそれぞれの感情を持ったイレイナの旅路の記録だったことが明かされて終わる良い締め方だったと思います。

  

 登場人物はもちろん背景の作画も良く、それぞれの世界観が綺麗に出ていました。

 最後の最後に新キャラも登場したのに続編の予告がないのは「2期がない」と古事記にも書いてあるのでこの続きはどうなんでしょうね...

 ただ、アニメ放送後の話題性はそこそこあったと思うので急遽続編制作の決定になる可能性は高そうです。

 

アクダマドライブ

 始めのシンカンセン襲撃パートは途中でグダった感もありますが、全体を通したら面白かったと思います。依頼のために協力関係にあったアクダマたちが急に裏切るのも読めなかったので見ていて楽しかったです。
 キャラではチンピラが元々事件に巻き込まれた側なので始めはただ喧嘩屋についていくだけの存在でしたが、共に過ごすことで兄弟としての信頼関係が築けていて一番好きになれました。始めは喧嘩屋からの一方的なものでしたが、10話で医者からの裏切りを知ったときに反撃するところはチンピラからの気持ちの変化が出ていました。

 

アサルトリリィBOUQUET

 人類を滅ぼし脅威となっていた「ヒュージ」に対抗するための武器「チャーム」を扱う少女「リリィ」たちの物語。

 始めは固有名詞が多く分かりづらい印象で、戦闘シーンは迫力がありましたが戦いの戦術名が決まっていても何やってるかついていけませんでした。主人公:一柳 梨璃が一柳隊を結成し、海岸で少女を拾ったあたりから面白くなりましたね。あと、隊の結成過程がけっこうあっさりしていたのでもう少し掘り下げられるとよかったと思います。夢結様二回くらい暴走していたし...

 拾ったその少女は「結梨」と名づけられ、一柳隊のリリィとして梨璃たちと共に生活を送ります。この結梨はヒュージであることが判明し、政府から捕獲命令が下るのですが、リリィ同然の存在である結梨を守ろうとする梨璃たちの頑張りが面白かったです。さらにその最中、ヒュージが学院を急襲してきてピンチなときに、結梨は命を懸けてヒュージに突っ込んで梨璃たちを守ろうとしたのはもう大泣きでした。

 上級生と下級生が契りを結ぶ「シュッツエンゲル制度」というカップリングのようなものがあって、梨璃は二年生の白井 夢結とその関係になります。「結梨」という名前もここからきていて、こんなん百合じゃん...となりました。作中でもシュッツエンゲル同士がイチャイチャしているのでやっぱ百合ですね...

 

 作中に登場するキャラの数がとても多かったのですが、毎回名前をテロップ表示してくれて親切でした。まあ最後までミリアム・ヒルデガルド・V・グロピウスの名前は覚えられませんでしたが。

 一柳隊のメンバーに台北出身の郭 神琳というキャラがいるのですが、

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 あれ、どこかで見たような気がするな...

 

ん?

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 あ、これかぁ! ということでゲーム部の夢〇 楓にしか見えませんでした。

 一柳隊にも名前が楓というキャラがいて、もう楓が二人じゃんと身内内で笑っていました。

 

戦翼のシグルドリーヴァ

 千葉・館山を舞台に、あらゆる生命の脅威「ピラー」に立ち向かう戦乙女「ワルキューレ」との戦いを描く、制作陣がつよつよなオリジナルアニメ。

 このアニメをこの位置にランクインしたのは8割くらいキャラのかわいさです。館山基地所属の宮古、アズズ、園香の3人ともキャラパワーが強すぎていちいち動きがかわいかったです。元のキャラデザと実際のアニメでの顔芸の差が激しすぎました。でも本当にかわいかったですね....

 急なサービスシーンもたくさん出てきました。魂のアングルをはじめ、アズズのサイズが小さいシャツからへそチラしてるのも好きすぎます。お風呂の透明度も高く、湯気も薄い、とキャラパワーを出す描写がよかったです。

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 六車・宮古(CV:稗田 寧々)  明るい性格で作中ではワルキューレや館山基地の人々を元気づけたり振り回したりしていました。館山ワルキューレ3人の中では一番好きです。ミコちゃんといえば親衛隊の3人がセットになっていて、そのやり取りも好きでした。画像は8話のワルキューレが別々に戦いに向かう前なんですけど、重い雰囲気を明るくしようとする宮古+親衛隊は頼もしく見えました。

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 戦闘に向かうときの親衛隊に対する「愛してるぜーー!」も最高です。

 

 さて、本編ですが前半は(戦闘シーンはあるものの)茶番というかギャグが多すぎたと思いました。その結果、後半の北欧神話から館山基地奪還までの話が駆け足になってしまった感が否めません。その北欧神話もクラウとオーディンの関係に関わってくるのですが駆け足のせいでなんか釈然としないし、思いのほかあっさり終わるしと尺が欲しかったと思いました。あと、ボスのはずなんですけどオーディンが作中、態度といい表情といい装備といいキマりすぎていて、惹かれるものがなくシリアスな場面でもオーディン側に気持ちが向きませんでしたね。結局オーディン様は何がしたかったのでしょうか...キャラデザや戦闘シーンがまあまあしっかりしていたので、もう少しその辺が明確だとよかったなと思いました。

 本筋の戦いよりも、ワルキューレ同士のわちゃわちゃや館山基地の隊員との絡みが面白かったですね。

 

いわかける!- Sport Climbing Girls -

 パズルゲームの天才、笠原 好が偶然高校のクライミング部に出会い、仲間と共に競技に臨んでいく。主人公の設定がパズルゲームの天才ということで、クライミング競技に必要なウォールのオブザベーション能力にその力を駆使しているところはとても良くて面白いと思いました。その才能を生かしてクライミングに出会って数日で大会に出場するのですが、もちろんそこまで上に行くことはできません。そこで勝てない自分に対して苦悩を抱くのは分かるんですけどそれより「クライミング始めて数日の新人にどこまで期待しているんだ...」と思いました。また、関東大会でも同じようになるんですけどこのときも「いやお前競技始めてまだ数ヶ月だろ...それで関東大会て...」とツッコミどころが多かったです。そこから自分の弱点を克服するときにもゲームの要素を取り入れるのは面白かったです。

 また、マイナースポーツ(怒られそう)アニメにありがちなライバル校が続々と登場する展開があり、そのライバル校の選手がまぁ個性的なキャラなんですけど特に触れられることもなくスルーされてしまいましたね。ウサ耳とかやんすとか。ライバル校の選手といえば彼女たちの煽り行為がものすごく、現実でやったらぶん殴られてもおかしくないレベルの挑発でした。キレてもいいよあれ。

 主人公をはじめキャラの多くが壁を登るには邪魔では...?となるくらいデカく、競技や練習シーンでもそれを強調するかのような魂のアングルで描かれていて、えちちちでけしからんと思いました。(褒め言葉)

 

炎炎ノ消防隊 弐ノ章

 2クール目。第八と白装束と灰島がどんぱちし始めるところから。戦闘シーンはかっこいいのですが、相変わらずその途中に会話が入り過ぎて、動きが一時停止しまくるのでテンポが遅すぎるなあと思いながら見ていました。展開も1期より断然分かりやすかったのですがそれだけがネック。あと、自分はド田舎育ちのくせに虫がこの世で一番嫌いなので、Dr.ジョバンニ戦でリアルな蛾の描写が入ったところはマジで吐きそうになりました。キチィィ...
 後半にかけて自分が一番好きなキャラである環がジャガーノートの犠牲(死んでない)を無駄にしないために奮闘するところがよかったと思います。ラッキースケベられも多くて+5億点。
 1期や1クール目でさんざん文句言っていた寒いギャグが今回は少なかったのは助かりました。今季は寒いギャグ担当アニメがあったのでそっちに全移行したのかな?
 最終回が明らかに3期やる終わり方だったので来年~再来年辺りにありそうですね、この感じで次回もやってくれると助かります。

 

魔法科高校の劣等生 来訪者編

 さすがですお兄様、第2期。魔法を駆使した戦闘シーンはかっこよかったと思います。ただ魔法についての説明がそんなにないため、なんかどんぱちやってるなぁという印象でした。自分はBSで視聴していたのですが、ニコニコで見るとコメントで解説ニキが詳細に解説してくれているみたいなのでそちらで見た方がもう少し評価が高かったと思います。

 ストーリーでは無敵の来訪者であるリーナが頑張っていたのに最後無能扱いされて、お兄様と深雪のイチャイチャを見せられるのはもう少しかっこいい扱いされてもよかったのでは...と感じました。

 リーナが帰国したあとのアニオリパートは急過ぎましたがさすおにが見られてそこそこだったと思います。てか、制服変わってもう劣等生じゃないやん...

 

 劣等生のキャラ自体はみんなかわいくて好きですね。一番かわいい雫ちゃんが1話で留学でいなくなってしまうのですが、最後ちゃんと帰ってきてくれてよかったです。そのせいで欠伸しか出番なかったけど...今回のメインでもあったリーナも真面目そうなのにドジなところもあって好きでした。

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

 生まれる前に連載していたマンガが30年の時を経て新作アニメ化。朝9:30放送ということもあり、子ども向けな内容に感じました。

 子ども向けといえどもストーリー自体はしっかりしていて面白かったと思います。弟子を命がけで守るアバン先生もかっこよかったし、アバンとバルトスの関係の真実を知って自らの過ちを悔いるヒュンケルも男らしくてよかったと思います。最後マグマの中に沈んでいってしまって悲しいよ...

 あと、アバン先生がいわかける!のコースを造るおっさんにしか見えませんでした。

 

禍つヴァールハイト -ZUERST-

 ソシャゲの前日譚。帝国兵士レオカディオ側、間違いで密輸組織に入ってしまったイヌマエル側の二視点から物語が進んでいきます。
 密輸組織視点ではイヌマエルがオドオドしながらもやるときは任務をしっかりとこなす主人公ポジションを貫いていてかっこよかったと思いました。シャアケは後半空気だったけどかわいかったです。おっさんは作戦が毎回ガバい。
 帝国兵士視点ではレオカディオがはじめは帝国軍の一員として上からの命令にきちんと従い頑張っているのですが、上官の非道さに耐えきれず刺し殺してしまったところは自分の正義を持っている点がよく出ていたと思います。まあその割には兄貴分を殺したイヌマエルと思ったよりもあっさり和解していて、それでいいのか...となりましたが。

 ストーリーは話を広げ過ぎたらまとまりがつかなくなったような印象があります。作戦のガバからくる本来はしなくてもよかった戦闘が多すぎるし、自分の記憶が曖昧かもですがフリーレンの炎やらよく分からなかったし...特に、最終回ですよね。全てが意味分からない。雷華病でもう姿が変化してしまったイヌマエルとレオカディオの戦いは人間離れした動きで迫力あったんですけど、妹のことをイヌマエルが最期に思い出して死んでいくと思いきや謎にCパートで生き返っていました。最後の最後に新たなるヴァールハイト計画云々って言われても続きはゲームで!という感じだったので全体を通して雑な終わり方をしていたと思います。ソシャゲの前日譚とはいえもう少し綺麗な締め方をしてほしかったゾ,,,

 

 最後にOPは「Ah〜」しか歌ってないんですけどこれOPテーマとしていいんですかね…CMではちゃんと歌詞もあるのに。

 

池袋ウエストゲートパーク

 小説原作の作品がアニメ化。主人公マコトのもとに様々な事件が飛び込んできて、毎回しっかりと解決するんですがその結果がなんかガバいというか納得いかず、そうはならんやろみたいな感じで終わってしまったのが自分には合いませんでした。作中の人間が優しい奴しかいなくて、特に10話の自分の将来を見知らぬ相手に潰されたやつなんかもし自分なら絶対許さないけどなぁとか思いながら見ていました。
 途中で義理の妹となったクーがかわいかったですね。
 都会怖いな~とづまりしとこ。

 

くまクマ熊ベアー

 2話が1話みたいな始まり方をするパターンのやつ。これ1話見るだけだと訳わかんなくなるからあまり好きじゃないです。全身くま装備でゲームの世界に飛び込んで冒険をするのですが、くま装備の主人公ユナの攻撃技が「くまパンチ」やら「くま型の炎」やらで熊要素がそこまでなかったように思います。熊要素は彼女の召喚獣くらいでした。

 作中ではユナがクソ強いステータスのくま装備の力で無双し、周りをあっと驚かせていてゲームの世界らしさが出ていてよかったと思います。

 転生モノ(これが転生かは微妙ですが)お約束の主人公が現実世界の料理を振る舞うシーンがしっかりと含まれており、今回はプリンでした。

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 左のノアの姉けっこう好き。

 マヨネーズといい卵料理は異世界、仮想世界でも作りやすいんですかね。あと今回は味噌汁も出てきていました。

 また、後半ではユナたちがお店を開くということでこれも今季の異世界枠と被ってるなぁと思いながら見ていました。

 最終回で2期制作決定が発表されたので、続きも楽しみです。

 

魔王城でおやすみ

 アニメ公式サイトのIntroductionに囚われのスヤリス姫が牢からこっそり抜け出してとありますが、こっそり(大嘘)でしたね。後半は当たり前のように脱走していて魔物たちがもう驚かなくなっていて面白かったです。
 テーマが囚われの姫が安眠のために魔王城であれやこれやしていくということで、1話を終えた時点でもうネタ切れでは?と思いましたが寝具を探すだけではなく魔物とのやり取りやなぜか元の人間界に行くなどと、なんやかんやで12話やり切っていてすごいなと感じました。ただ、やってることにそこまで変化はなかったので最後飽きは来ました。
 OPでスヤリス姫が「ノンレム睡眠レム睡眠」と繰り返すのは見ていてレムはお前じゃい!となりました。

 

 さっきゅんが可愛かった。(こなみ)

 

ひぐらしのなく頃に 業

 リメイクだと思ったら急に新作ルートだと明かされた作品。平和的な展開、結末だと思ったら急に血しぶきが飛んできたり殺されていたりとファッ!?要素が完全新作ということもあり面白かったです。令和になって絵が綺麗になったので顔芸も進化していました。昔の方が絵のタッチのこともあって怖かったですけど。

 一応、過去作品のリメイクということだったのですが前と声優が変わっていなくてそこは驚きました。声優ってすごいな。
 作中のギャグはそう...って感じでしたけど初期のひぐらしもこんな感じだったなと深く考えずに見ていました。
 絵が綺麗になったことで詩音がなんかえっちになった気がします。

 冬からの2クール目が答え合わせ編なのでここからが本番だと思います。さて、どのようなストーリーになるのでしょうか。

 

シャドウバース

 3クール目。全国大会編、世界大会編が終わってもうやることないだろと思っていたら世界が終わりかけていました。今クールでは主人公:ヒイロとその友人たちが世界を救うために伝説のカードを手に入れるというのがメインの話になっていました。

 伝説のカードを手に入れるためには闇落ちした相手を倒さなければならないのですが、キャラごとにその戦いが繰り広げられ、これまでのヒイロ無双だけではなく、カズキやミモリなどの戦いが楽しめました。特にこれまで深く関わってこなかったカイとアリスがタッグを組んで戦う、ライバル関係のヒイロとルシアがタッグを組んで戦う、と新しい展開もあってよかったです。頭脳プレイ派のカイくんがトップ解決に賭けるのはアツかったですね、見てるか毎回トップ解決くん。

 後半では闇落ちしたマウラやヒイロの父親とのバトルが繰り広げられ、ここではかなりカードのインフレが激しかったですね。それでもインフレドラゴンが暴れまくって解決しているのはさすがやなぁと感じました。

 これまでと比べるとシャドバ楽しいbot要素は少なかったというか単純にヒイロくんの出番が減ったということもあり面白かったと思います。やっぱ主人公が出ない方が面白いのか...?

 

秘密結社 鷹の爪 ~ゴールデン・スペル~

 昔NHKでやってた以来の懐かしさ補正ありありで見ていました。作中に出てくるネタに2020年の時事をギャグ調で取り入れていて面白かったです。総理とかめちゃくちゃシュールで笑いました。

 日清の提供を得られるまでの謎CMもよく分かんなくてよかった(意味不明)し、提供が決まったあとの番外編では全力で媚びていて鷹の爪らしさがありました。

 鷹の爪団のメンバー全員の声を監督自身が全てあてている実演をアニゲー☆イレブン!で見たときはその懐かしさ補正で感動してしまいました。

 

神様になった日

 AB!、Charlotteに次ぐだーまえの新作。物語前半の8話までのひなと陽太たちが過ごした夏の1ヶ月間の話は「楽しい夏の思い出」を描くことで後半部分の重く暗い感じが強調されていて面白かったと思います。ラーメンや夏祭りも本来ひなが味わえなかった体験であり、はじめ「世界が終わる日」の意味が明かされないうちは世界が終わるのにこいつら呑気に何やってるんだ...とは思いましたが、真実が明らかになるとこのパートが必要だったと感じました。ただ、4話の麻雀回は何一つおもんなかったです。(麻雀のルールが分からないのもありますが)

 後半の「世界の終わり」の真実が明かされた結果、ひなの辛い現実が描かれるのですが、前半部分で楽しい夏の思い出が多かった分その対比はよくできていたと思います。 

 施設の中で陽太がひなと打ち解けようとしますが、職員から大きな声を出さないようにと言われた2秒後くらいに「ひなぁ!」と叫んで職員に怒られる→うわぁ!ごめんなさい という流れを繰り返していてさすがに学習しろよ...と思いました。また、施設から帰るときも職員はあんなに陽太に対して当たりが強かったのにあっさりとひなを返したのも無理矢理感があったと感じました。ひなを取り戻したあと映画の撮影を再開してワンチャン病気が回復する展開なのかなとも思いましたが、そんなこともなく陽太がひなをずっと支えていくエンドで終わってしまいました。この終わり方なら、映画を最後に流しても結局変化がなかったので映画を流す必要もなくない?と感じました。映画の内容も正直エモさみたいなのがないし...

 終盤の失速もそうですが、ひなと過ごした夏よりもハッカーと過ごした半年の方が長いのはさすがにこれはないだろと笑いました。キャラも伊座並さんや阿修羅やら後半空気だったし、麻雀の人も扱いがただの資金源だし...

 ひなが言う"世界"は彼女自身だけのものだったというストーリー自体は好きでしたが、終盤の展開やキャラの細かい部分が気になる作品でした。

 

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 昨年末、この作品の舞台である山梨市に旅行に行き、映画撮影のモデル地である笛吹川フルーツ公園 を観光してきました。(本来の目的はゆるキャン△聖地巡りでしたが、たまたま展示会前日でした、撮影許可はもらっています) あやねるの直筆サインを生で見ることができてテンション爆上がりです。展示は全部ひなが元気なころなんですよね...このころを返して。

 自分がここに行ったときは12月ということもあり、アニメのように公園内に花がたくさん咲いていたわけでもないのですが、高台に公園があって富士山や甲府盆地を見渡せる景色は最高でした。

 

 最後に、このアニメのOP主題歌である「君という神話」が今季主題歌の中でもトップレベルで好きな曲で、発売直後にサブスクですが即購入しました。「それはきみへと続く道」からのサビ「眩しさにに目覚めた朝は~」への曲調の変化が最高です。(曲のリンク貼りたかったけど公式の動画が見つからなかったゾ...)
 

D4DJ First Mix

 スタートが10月30日と遅いのに途中で特番を挟んでキレそうになったアニメ。つまりまだ最終回を迎えていません。

 学校でのDJ活動をテーマにした作品。ストーリーとしてはDJに目覚めた主人公がユニットを組み徐々に成長していくという王道なものです。ユニット構成がボーカル、DJ、VJ、キーボードなんですけど、日々の活動の中でボーカルの仕事が少ないというかほぼ何もしていない印象でした。なんかメンバーを励ます担当みたいな感じになっていましたね。そのボーカルが主人公で、好き勝手な行動をする、うるさい(直球)、人の話を聞かないと見ていてイラつくポイントが多くそこが一番気になりました。

 DJっていろんな曲をきれいにつないでいくものだと思っていたのですが、ライブパートでは曲をつなぐDJよりも、歌のライブがメインのように描かれているのでお前らはそれでいいのか...という感じでした。

 (1/10追記:やっぱライブがメインのようです。DJの話じゃなくて誰が曲を歌うかの議論をしていて確信しました。)

  主人公はイライラなんですがDJマッシュとVJのむにちゃんは好きです。マッシュはEDで一人でDJやっているのがなんかかわいいし、むにちゃんはけっこう痛い子なんですけど彼女なりの頑張りが見られます。頑張りを他人に見られないように隠そうとするのもかわいいです。ウサ耳で学校来るのはすげえな...とは感じますが。また、ライブ衣装がみんな肩を出していてえっちでした。

 これを書いている時点では主人公グループとPhoton Maiden が校内ランキングベスト8をかけて勝負するあたりです。主人公グループ以外の情報がまったく分からないのですがこの先どうなるのでしょうか。

 

 

NOBLESSE -ノブレス-

 韓国産LINEマンガ連載作品がアニメ化。最終回までNOBLESSEって何のことか分からなかったゾ...公式サイトのintroductionにはちゃんと書いてあったので始めに確認するべきでした。謎組織「ユニオン」やら貴族やらの関係がわかりづらかったため、前半は口の端裂け太郎と謎組織の人たちがどんぱちやっているなぁという印象しかありませんでした。後半に入ってハッカーポニテの人が主人公グループに入ってからはロードとの戦いが始まって面白くなってきたという感じです。戦う理由は最後の最後で伝わってきたのでなんでこいつら戦っているんだろと思いながら見ていました。

 

 本編よりも面白かったのはラーメンですね。主人公の好物がラーメンということもあり、食卓に並ぶ描写が多かったです。

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 ネギがきゅうりにしか見えませんね... 完全に具がパエリアのラーメンもありますね。

 

 なんかコラボ商品も出たみたいです。わかめみたいなキャラ6話くらいでやられてもう出てこないんですが...

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 OP主題歌が2020年一番好きな曲に選ばれたみたいです。大切な刹那...

animeanime.jp

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ

 ダンまちシリーズの3期。2期ではほとんどダンジョンに行った記憶がなかったので今期はメインでしっかりとダンジョンに行っていて安心しました。1話で今期のストーリーの鍵となる竜の少女:ウィーネが登場し、そのかわいさと話の本筋が明確になったおかげで「ダンまち3期始まったな」と思いました。しかし、途中でそのウィーネが全く出てこなかったり話のテンポがグダったりと微妙な感じになってしまい、最終的には締まらないエンドに...。人の言葉を話すモンスターと冒険者との関係というテーマは面白かったと思います。
 なんか話がイマイチ盛り上がらないんですよね。ベルくんの冒険者としてのかっこよさは出ていましたが一人だけで突っ走っていたように見えます。これまでの仲間の存在も空気だったし、今回ヘスティア様いた?ってレベルでした。
 ただ、2期よりは面白かったと思います。1期>3期>2期といった感じでした。

 

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

 好きになった相手が敵国の人間というロミジュリな作品。序盤はネビュリス皇庁の王女:アリスとその敵国である帝国の騎士:イスカが両国の間にある中立都市に赴き、(互いに相手が中立都市にいることを知らないので)「なんであなたがここに!?」というのを繰り返すのが続き、結ばれてはいけない二人のあれこれが見られました。この辺はアリス側の一方的なものだけでしたが、ここから交流、交戦、共闘を通して二人の関係が深まり、最終話でイスカ側が少し意識し出して終わる流れで、ちょっと遅い...遅くない?と感じました。イスカが鈍感すぎるのもありますが、12話を通して進展30%くらいはちょっとね...もしかして続くの?

 恋愛要素はその辺で、ストーリーなんですけど結局何がしたかったのか分かりませんでしたね。タイトルの「キミと僕の(以下略)」はなんのことだったのでしょうか。一応、帝国と皇国の無意味な争いを終わらせたいというイスカの思いは出ていましたが、その話もいつの間にかどこかに行ってしまいました。

 最後の最後で新キャラがこの先出てくるのかも分からない意味深な会話をするのも続きがありそうな締め方をして2期の予定は特にないです、という流れでそうか...と思いました。

 

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 キャラだとミスミス・クラス(CV:白城 なお)が今季ヒロインTOP5に入るレベルでかわいかったです。

 子どもっぽいが、れっきとした22歳の帝国軍N07部隊の隊長です。少しポンコツな部分もありますが指揮官として隊員の状況を判断しながら部隊をまとめようとする姿がよかったです。

 そういえば途中でミスミス隊長に精霊紋がついてしまい、精霊使いの皇国側と同じような立場になってしまうのですが結局その回収もなく終わってしまいました。

 

ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-

  武力ではなく精神を支配する特殊なマイクによって争いが支配された世界が舞台。

 ラップバトルで勝敗を決するのにそのルールが説明されることなくバトルがスタートしてしまい、結局ディビジョンバトル決勝大会まで分からなかったですね。そんな感じだったのでルール説明前のラップバトルはメインのグループが先攻を取って相手(モブ)を一方的に殴って終わりました。なんだこれ。唯一反撃できたのが2話の強盗だけだったのが少し面白かったです。

 話の構成も各グループ紹介の回がそれぞれ2回ずつくらいあって、なんかもっと他にやることないんかなと思いました。

 最終回ではラスボス(?)との戦いで勝負する曲がOPで激アツやんなぁと見ていましたが、結局は相手3人に対して12人全員でかかった上に、決着後はめちゃくちゃ勝ち誇っていたのでお前らはそれでいいのか...となりました。

 アニメとしてよりも、ネタとして見る分にはちょうどいい感じです。

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 直角蹴り兄貴たち好き。

 

 最後に、血尿兄貴こと独歩くんは休んでくれ。

 

ポケットモンスター

 いつものアニポケ。今クールはサンダーとのレイドバトルからコハルがイーブイをゲットするまでの感想です。その中には大食い大会や偽ピカチュウの話もあってその辺は面白かったのですが、剣盾のストーリーをなぞったムゲンダイナ編やミュウツーの映画テレビ放送にちなんだミュウツー復活回が微妙だったせいでランキングはこのあたりですかね...

 ムゲンダイナ編は剣盾のストーリーと同じようなことをずっとやっていて、別に新しいこともなく原作ストーリーでよくない?サトシとGOくんいる?となりました。ミュウツー復活編では、本家ミュウツーの逆襲と比べるとどうも戦いもストーリーもしょぼいなぁと感じてしまいました。

 最後のコハルのイーブイゲット回はせっかくゲットしたのにコハルの出番が少なすぎて今後あまり出てこなさそうですね...イーブイの「進化しない」設定はイーブイとしては新しく、面白いと思うのでこの先どうなるのかすごく気になるんですが。

 

 それよりも次回の化石ガッチャンコ回が楽しみです。

 

キングスレイド 意志を継ぐものたち

 韓国産ソシャゲがアニメ化。自分は別にそのゲームをやっているわけではないので完全初見で見始めました。カーセルが率いる騎士群とリヒトが率いるブラックエッジ群の二つの視点から物語が進んでいきます。二つの視点から物語が進む流れは過去に見たことがありましたが、この作品はその二つのチームが関わっていく場面が今のところあまり感じられないため2クールあるとはいえそろそろ大丈夫かな...となっています。

 騎士群は聖剣の封印を解くためのカギを探す冒険にしては寄り道の回数が多くてめちゃくちゃのんびりしているし、リーダーのカーセルは薪割りしかしていないし。ただ、小澤亜李のキャラはかわいいし時々作画で魂のアングルを見せてくれるのはとても良かったと思います。ブラックエッジは何しているかが分かりづらくイマイチストーリーが掴めませんでした。

 現時点、そこまで盛り上がりは見られないので2クール目に期待ですね(ほんとぉ?)

 

100万の命の上に俺は立っている

 春アニメの頃からアニメの宣伝がJOY SOUND内でしていて、なぜかは分かりませんが自分は週3くらいでカラオケに行っているためその宣伝をずっと見ていま。そのときはけっこう面白そうやなぁと思っていましたが感想がこの位置にあるということはもう...

 主人公の合理主義な行動がただイキってるだけにしか見えなくて面白くないというよりかは終始キツさしかありませんでし。他の登場人物もあまり魅力を感じることができずそのまま最終回を迎えてしまいま。ストーリーも現実世界に闇を抱えている人たちがメインなだけあって、胸糞悪いものが基本でしたが胸糞悪いのは別にすっきりするわけでもないのが残念でし。あとなんでステータスが%表示なの。

 最後の最後で命の大切さに気付き始めるのも、これまでバーチャルだと思っていた世界が現実世界のひとつであることを知ったからというのは分からんでもないですけどこのアニメのテーマがぼやけてしまった感がすごいです。

 ただ、最終回のミッション成功のカギとなる伏線回収的なのはちょっと良かったです。

 あとは悪ノリが絶望的に面白くない...やっぱパロディをぶっこむのは面白いアニメじゃないと惹かれないことが分かりま。2期の予告とか酷かったぞ...2期決定かぁ...逃れられるカルマなので見るんですけど。あと、ED後のミニコーナーも意味分からないしいらないゾ... 

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 このアニメで一番面白かったシーンがこれ

 3話のスマホ破壊するシーンは意味が分かんないというかもうめちゃくちゃというかでずっと笑っていました。これのせいで主人公の名前がスマホ破壊太郎になりました。

 最終回に新キャラが登場し2期への期待を高めてくれました。期待していいんだよな?

 

神達に拾われた男

 なろう原作の異世界転生アニメ。ブラック企業勤めの39歳が天界で3人の神の祝福を受け少年に生まれ変わります。

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 天界で主人公を救う3人の神なんですが、彼らが「三神」と呼ばれていて一生笑っていました。ポケカの民なら通じると思います。

 いよいよ少年として生まれ変わり異世界での何するのかな?と思っていたら異世界でスライムと共に洗濯屋を開業するストーリーで何一つ盛り上がりを感じられませんでした。公式サイトにも異世界スローライフとありましたが本当に異世界スローライフすぎて感じるものが見つかりませんでした...スライムを研究して洗濯屋を開業し、経営していくまでの過程の流れ作業を見ている感じで、ふーん としかなりませんでした。

 また、自分のブラック企業勤めの経験を思い出し、洗濯屋の従業員に休日を与えるのを忘れていたと反省し、従業員に対して誤るシーンがあるのですが、こいつスライムには休みなしで洗濯させてるんだよなぁとそこが気がかりでした。

 最終回で主人公リョウマが別の道へと進もうとしていくときに、ヒロインのエリアリア公爵家の人たちからお別れの挨拶をするんですが、その際に今までそんなに出番あったっけ?というような、言ってしまえばモブキャラも全員挨拶をしていて「卒業式」と言われていたのは面白かったです。あと、馬の作画も機械感あって笑いました。

 

 12話を通してスローライフ異世界転生モノは自分には合わないということを気づかせてくれました。

 

まえせつ!

 お笑いがテーマのアニメですが、多分お笑い新人王決定戦1回戦のR凸の1回しか笑わなかったと思います。

 新人のお笑いコンビ「とこなつ」と「R凸」がなんばグランド花月に立つという目標に向かって奮闘します。新人ということもあって序盤の漫才が面白くないというのは特に気になりませんでした。ここから様々な経験を通してもっと面白くなるんだろうなぁと思って全12話を見ましたが結果的にはそこまで面白くは...なかったですね。

 新人お笑いコンビの漫才が面白くないことに目をつむるとしても、先輩ポジションの「JKクール」もバチクソ売れてるという扱いにしては面白いか?と感じました。また、先輩芸人の人たちも後輩に向けてアドバイスをしていくという立場はよかったのですが、もちろん声優が本業ではない方たちなのでしゃべりの間とかセリフの読み方とかがどうも気になってしまいました。

 また、尺の問題もあるからなのかもしれませんが、流れる漫才が途中からというか断片的で最初から最後まで見せてほしいな~とも感じました。

 

 お笑いの営業や修行のために作品では山梨と大阪に行くのですが、あまりにも観光パートが長すぎると思いました。観光シーンが静止画でこの場合ほうとうやたこ焼きを食べるシーンくらいあるならアリだと思いますが、がっつり映像で10分くらいやるんですよね。これでは何のために遠征をしているのかが意味を成していないように感じました。その分をお笑い関連の話に充てればよかったのに...

 

 先ほど、営業で山梨に行くと書きましたが、5話で"朝早く"から出かけるシーンがあって、営業先の旅館が石和温泉やったなぁと思って何かを察知しました。

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一昨年の夏に行きました。

 

 

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 わぁ!?

 

 先輩が、キャンプアニメで登場した場所や。と言った上にこの描写が出てくるのはさすがに乗っかってるとしか思えませんでしたね。自分はこのキャンプアニメについて、にわかなんですけどちょっとこれは重罪ですね...

このキャンプアニメに乗っかる、石和温泉近く、朝早いの三拍子が揃って案の定

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知ってた。実際ほったらかしの温泉から見る景色はめちゃ綺麗で、一度でいいから日の出の時間に入りたいです。

 

からのこれ

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 どこまでも乗っかるなお前... 名物の温玉あげも紹介していました。自分は風呂上がりに温玉あげとぶどう酢をキメるのが好きです。

 他にも、信玄餅や冷やし焼いもを楽しむシーンがあり、それをベースにした地方ならではの漫才を披露するという、前回お客さんの心を掴めなかった反省を生かしているところはよかったと思いました。

 それと、山梨回ってこのあともう1回あるんですよね。そこでもまた信玄餅の話やお寺巡りをしていてこれはもう観光アニメなのかと思いました。観光2周目の回はそこまで成長してたか...?って感じですし。

 

 妹グループ「つんどら」がハイスクール漫才で落選してしまい解散してしまいそうになったとき、姉が大宮ナポリタンをお土産にして「美味いもの食べて元気だして」と励ますところが先輩からの教えを伝えているなぁ、となっていてそこはちゃんと物語していてよかったと思います。むしろ妹ちゃんたちのシリアスパートが一番よかったかもしれない。

 

 なんやかんやあって、最終回では声が出なくなったR凸の様子を見て、とこなつが最初「私たちも予選2回戦に出ない」と言ったときは視聴を切りそうになるくらい意味がわかりませんでした。ここは出れない分頑張ってくるのが礼儀ってものだと思います。結局、2回戦には出たので安心しました。

 最終回のほんと最後に先輩芸人が前説のスカウトに来るんですけど、

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 誰...? 自己紹介でNON STYLEと言うまではマジで分かりませんでした。

 

 アニメの笑いってキャラ同士の掛け合いやストーリー上での展開の中で起こるものであり、今回はさらに漫才での笑いが求められるということで、実際の笑いのハードルが上がってしまったと感じました。その結果として求められていた笑いが得られなかったと思います。

 

ギャルと恐竜

 新型コロナの影響で春アニメから秋アニメへと延期。制作側が好き勝手やっているのを見せられて延々と虚無感に満たされていました。前半のアニメパート(恐竜チャンネルは除く)はまだギリギリ見られましたが(面白いかは別)、後半の実写パートはなぜこれを見るために時間を割いているのか分からなくなりました。劣化ポプテピピックと言われるのも納得です。2020年何が一番面白くなかったかと問われるとまぁこれを挙げると思います。

 唯一声を出して笑ったのは11話でデデドン(絶望)が流れてきたところです。ここは制作側は意図した音源設定なのかが気になります。多分向こうは分かっていたと思いますけど。

 

 

ショートアニメ枠

 

兄に付ける薬はない!4 -快把我哥帯走-

 中国原作マンガの4期目。ショートギャグアニメとしては相変わらずめちゃくちゃ面白かったです。個人的には最終話のわらしべ長者回が一番好きです。ラストで声を出して笑いました。

 ギャグだけでなく5mmくらい恋愛要素も入っているのもよかったです。5期もやってほしいですね。

 

One Room サードシーズン

 全員かわいかったのですが、自分が一番好きなのは紗耶です。

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織崎 紗耶(CV:花守 ゆみり) 

 おっちょこちょいな年上のお姉さんいいですよね。立場的には守られる側なのに守ってあげたくなるのが最高だと思います。最近ゆみりちゃんの声がめちゃくちゃ心に響くのでそこもよかったです。

 紗耶パートの最終回が完全に事後だったので、見ながらあぁ~~~しか言ってませんでした。

 

せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ 第3期

 主題歌のクセとデビるんの声が強すぎるアニメ。シュールギャグが延々と続いてまあまあ面白かったです。隔週更新なので、前回の話なんて覚えていないのですが内容が深くなく、覚えていなくても見られるのはよかったと思います。

 

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい

 犬かわいい。

 

土下座で頼んでみた

 土下座で胸やパンツを見せてもらおうとするアニメ。女の子の恥じらうシーンはかわいくてよかったですが、それに対する男がうるさくて気になってしかたがなかったです。嫌パンと違って女の子がずっとしゃべるわけじゃないからなぁ...

 一番えっちなのはエンドカードでした。

 

それだけがネック

 とある郊外のコンビニを舞台にしたショートアニメ。序盤は店員の抱えているネックについて話が出てくるがアニメの本筋にあまり関係なく意味が分かりませんでした。後半にかけて顔が無い店員:武藤さんとOLの月子の関係に関わる話が始まってそのあたりからはちょっと面白かったです。むしろそこだけでしたね...

 

大人にゃ恋の仕方がわからねぇ!

 僧侶枠。いつものように急にときめいてヤる展開もありましたが、今季は僧侶枠がなぜか2つあったため恒例の「そうはならんやろ」要素が弱まった気がしました。途中元カレと再会したときに相手の誘いに乗らなかったところはやるやんと感じました。

 

エタニティ ~深夜の濡恋ちゃんねる♡〜

 僧侶枠2。ストーリーの内容よりも展開のガバガバさが面白かったです。内容は毎回登場人物が違うショートストーリーの詰め合わせなんですが、ほとんどが上司とその部下のOLが出会って疾風のごとく堕ちる話でこれ以外にネタはないんかな...ないんだろうな...と思いました。二人の恋路の展開もそうはならんやろが多すぎてもうそれ以上を求める気は起きませんでした。

 

レヱル・ロマネスク

 レイルロオドたちがグッズ制作をするアニメ。原作というか元を知らないまま見始めたら特に説明もないまま進んでしまったので虚無感はすごかったぞなもし。

 ポンコツのりいこがかわいかったです。

 

 

 今季の総括としては、夏が弱かったこともあり豊作だと思いました。また、推し安定供給アニメも多く、耳の保養になったクールでした。

 

 年が明け、2021年冬アニメももう始まっています。冬クールは作品を見る限り続編モノがめちゃくちゃ強いので、新作枠も頑張ってほしいです。

 元気があればまた感想を書きたいと思います。まぁランキングトップは既に出来レースなんですけど。

 冬は外も寒いし、人混みにも行きづらい情勢なのでお家でアニメ消化が捗りますね。 

 

 今回はこのへんでオワオワリです。また、4月上旬ごろに。