ゆるキャン△Season2 第1話について

 毎クールのアニメ感想だけでは飽き足らず、自分がこの世で一番好きなアニメの「ゆるキャン△」シリーズの第2期である今作品について、毎話感想などを書いていきたいと思います。

 

 記事中の原作シーンは自分が手元にあるコミックスを写真に撮っただけなので、多少のブレがありますが許してクレメンス。

  ネタバレがたくさん入っているので本編を見てから読むことをオススメします。

 

Aパート

 第1話のスタートは中学生時代のしまりんのお話。ある日、リンが家に帰ると彼女の祖父からキャンプ道具が届きます。

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 この頃のリンはまだ中学1年生ですね。かわいい。

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2巻 第11話「冬キャンと四尾連湖」より

 

 四尾連湖キャンプの際になでしこに対して自分がキャンプを始めたきっかけについて語っています。

 

 自宅でまずはもらったテントを設営してみますが、初めてということもあり、ぎこちない様子です。1期では既にキャンプを経験している手慣れた様子しか見ることがなかったので新鮮でした。

 

 そして、父親に連れられ初めてのキャンプに本栖湖へと向かいます。1期1話でなでしこと出会ったところと同じ本栖湖のそばにある浩庵キャンプ場ですね。

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 湖畔に位置するキャンプ場で、目の前に本栖湖、その奥に富士山を見ることができます。

 

 ???「リン、本は持った?(イケボ)」

 

 ん?この声は.......「バエルだ!アグニカ・カイエルの魂!」

 リンの父親、志摩 渉(わたる)の声がここで初登場。CVは櫻井孝宏でした。こんなイケボな父親やべえよ...

 

 リンを乗せて車が出発するとともにOPが流れます。自分は先行上映会でOPEDを聴いてはいたのですが、映像に関してはこれが初めてだったのでめちゃくちゃテンションが上がりました。

 

 OP主題歌は1期に引き続き、亜咲花さんの歌う「Seize The Day」1期とはまた違う弾むような曲調でぴったりでした。

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 開幕の料理でだいたいどのくらいまでアニメでやるのかな~と見当がつきました。

 

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 伊豆半島をひっくり返した地図らしいですね。最初気づきませんでした。

 

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 図書館でリンと斉藤がスマホで1期終わりのクリスマスキャンプの写真を見ています。これを書いている時点(1月15日)では2話が放送されているのですが、2話のOPのこの場面をよく見てみるとスマホの写真が...

 

 これ以降のサビにかけての映像はこの先のキャンプで出てくるのでここでは触れずにこれからの楽しみにしておきましょう。

 

 早速リンの初キャンプがスタート

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 リンのテントは「モンペル ムーンライトテント2型」。

 1979年発売のAフレーム型テントであり、独自の構造をしており設営が簡単だそうです。昨年にモデルチェンジが施されているため、リンと全く同じものを手にするのは少し難しいかもしれません。

 

 設営は練習のおかげで手慣れていますがペグを刺す際に曲がってしまうような、現地でしか気づかなかったことも描写されていてとてもリアルに感じました。

 現地でしか気づかない・体験しないこととして、この後に焚火にチャレンジします。リンは太い枝をばちこり重ねますが、なかなか燃えません。ここでキャンプ場の管理人さんのアドバイスを受け、これまでもたくさん出てきた松ぼっくりの登場です。\コンニチワ/が相変わらずかわいかったですね。

 

 焚火が完成したところでいよいよキャンプ料理に挑戦です。メニューはレトルトカレー。鍋でお米を炊こうとしますが上手くいかず失敗してしまいます。上手く炊けなかった硬いお米はこの後お家でなんとかしたのでしょう。

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 ご飯が炊けるのを揺れながら見守るちびしまりんが1話では一番好きなシーンです。

 

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 直で焚火にかけたせいで鍋底がまっくろになってしまいます。

 この経験がこの先、料理などをするときにはバーナーを使うところに結び付いていますね。

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1巻 1話「ふじさんとカップラーメン」より

 

 カレー作りに失敗し、落ち込むリンでしたが母が非常食を持たせてくれたことを知ります。

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  非常食の中身はカレーめん。律儀にお湯を入れてからの時間を計るところもリンの真面目なところが出ています。世界一カップラーメンが美味そうに見えるアニメ。

 

 夕日に照らされる富士山を眺めながら今回のキャンプの反省をします。

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「木を切る道具、あとイスかぁ。お小遣いで買えるかな。」

 お小遣いで買えるかな。と言っていることで、キャンプがもう自分の趣味になってしまったのだと感じました。親に買ってもらうのではなく、自分で頑張って道具を揃えようと。

 

 ここでシーンが切り替わり、まだ浜松にいたころのなでしこ視点になります。

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 浜松市の「渚橋」から遠くに見える富士山を眺めるなでしこ。

 声をかけているのは幼なじみの土岐 綾乃です。ここが綾乃の初しゃべりなのですがCV黒沢ともよ のキャスティングが5億点だと思います。

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2巻12話「湖の夜とキャンプの人々」より 

 原作でも橋から富士山を眺めるシーンがあります。

 

 ここまでが全部アニオリなんですよね。アニオリでここまで作れるんか...中学生時代のしまりんなんて原作には一切出てこないので見ていて新鮮でした。キャンプでの手慣れた手つきも初めはぎこちなく、キャンプで食べるカレーめんの美味しさ、一人でしみじみと過ごすのも悪くないと実感した様子がものすごく伝わってきました。

 

Bパート

 Bパートは手紙を配るなでしこのシーンからスタート。

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4巻22話「特別な晩ごはん」より

 クリキャンの夜に、バイトを探しているなでしこに対して斉藤が声をかけてくれたことがきっかけとなった短期バイトです。なでしこは自転車をこいで配達、斉藤は局内で手紙の仕分けと、活発ななでしこと寒がりでのんびり派の斉藤の性格がよくわかる業務内容ですね。

 

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 二人は身延郵便局近くを流れる波木井川の河原で昼食をとります。(正確な場所は明記されていませんが一番近い川がここ) さすがなでしこ、お弁当の量が多いですね...

 

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 そんななでしこがバイト代で買おうとしているのがアニメ1期第8話で登場したガスランタン。レトロでかわいいみたいです。(なでしこ談)

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 モデルは「コールマン ルミエールランタン」点火や消化も簡単なランタンだそうです。簡単とランタンで韻が踏める。

 

 そして、野クルメンバーで年末年始の予定を話合います。みんなバイトかと思いきや、なでしこは浜松へ、リンは伊豆、あおいは高山、斉藤は近所に初詣。大垣は4日まで休みなし......圧倒的...時間貧乏!! ちなみに今年の自分は29日と1日は休みでした。時間貧乏回避...?

 一人残された大垣ですが、お土産の帰りを待ちわびているぞっ!!!と返すあたりちゃっかりしているなぁと感じました。それを見てニコニコするなでしこ、かわいい。

 

 大晦日のキャンプ飯を蕎麦に決め、バイトから帰宅したリンは伊豆へのルルートを家族で話し合います。

 ルート案として、沼津の海沿いを通って肥田を抜けるルート。

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 高台から見下ろす御浜岬

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 西伊豆スカイライン 行きてぇよ...

 

 しかし、正月の伊豆は混むということから急遽行先を御前崎方面へ変更。その方面に磐田のキャンプ場を発見。磐田といえば以前、長野の光前寺で霊犬:早太郎の像を見たことを思い出します。

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「あの早太郎かぁ...」

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あの早太郎、近くで見るとやはりいかつい。

 

 この早太郎のモデルである悉平太郎に会いに行こうとするところからリンの犬好きなところが伝わってきます。

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ここすき

 よし、また行くぞ。ワンコ寺参り。

見付天神公式ホームページ

 

 そして、ここもまたリンの出発と同時にEDです。ED主題歌も1期に引き続き、佐々木恵梨さんの「はるのとなり」。この楽曲は1期が放送された2018年の秋にはもうゆるキャン△をテーマとして完成していたそうです。(先行上映会舞台挨拶より) はえ~すっごい。

 

 南部橋東詰の信号待ちをしているときに、なでしこがコンビニから出てきて声をかけてきます。リアルではデイリーヤマザキ南部内船店。

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 「旅のおともにカレーめん!」リンとなでしこ二人にとって原点であるカレーめんをなでしこがリンにプレゼント

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 そしてこの笑顔!なんともいえない良さというか尊さですよこれは...

 行ってくる。とリンはなでしこに告げ、それを見送るなでしこでエンド。この場面もアニオリなんですよね。2期の開幕に原点をぶっこむの粋すぎですね。

 

 ミニコーナーは「へやキャン△」が「イヌイヌイヌ子さん」になりました。簡単にひっかかるなでしこがかわいい。

 

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 最後はいつもの注意書き。なんやかんやで心配そうなパパと管理人さんでほっこりしました。

 

 第2話もこんな感じで書いていきます。それではまた。