独断の2020夏アニメ最終報告
いつものアニメ感想です。今季は新作・継続枠30本を完走しました。前季同様、コロ助の影響で本数が少なくなってしまい悲しいです。
今季に関しては、夏クール作品が終わる9月末~10月始めはいろいろ忙しく、感想を書く時間がなさすぎたので感想の内容がいつもより短く、雑だと思います。許して。
感想は完全に独断なのでいちゃもんをつけるのは勘弁してください。
それでは、面白かった順にいきましょう。
Re:ゼロから始める異世界生活 2nd Season
1期が2016年という明治時代の放送だったので記憶が欠けかけていましたが、新編集版と原作者のアニメリアタイ解説のおかげで難しいところも理解しやすかったです。
全体を通して先が全く読めませんでしたね。誰がいつ死んでいつ裏切って何が真実なのかが、作中では急に現れてくるので毎話「ファッ!?」ってなりながら見ていました。正直いろんなことがありすぎてここでは全部書ききれません。特に、1期ではスバルは死に戻りのあとはそのちょっと前に戻って、最悪の事態を防ぐために自らの言動を変えていく場面が多かったのですが、今回は死に戻りのあとは戻る先の状況が全く変わってしまっていることが多く、別ルートを歩んでいるようでした。別ルートでも死ぬENDになるスバルくん...
また、1期から登場しているキャラの真実も次々と明かされていきました。これまでの話の流れは予定調和だったんですね...衝撃です。
今期からの登場キャラでは大罪の名を冠した魔女たちがみんなかわいかったですね。それぞれの大罪に合ったような雰囲気で魅力的でした。今回は主にエキドナがちょっかいを出していましたが、この先は他の魔女も関わってくるのでしょうか、楽しみです。
本来は2クール継続の予定だったのですが、コロ助のせいで続きは来年1月スタートと分割になってしまいました。しかも、今クールのラストでは、スバルが誰にも頼らず自らの力で全てを解決していくと決意した、めちゃくちゃいいところで終わってしまったので続きまだですか?早くしてくれよ...
デカダンス
最初から最後まで全てが面白かった完全新作オリジナルSFアクション巨編。これを見ていた上でまず驚いたのはやはり1話と2話の世界観の変化ですね。初見では見ているアニメ間違えたか?と思うほどガラッと別のものになっていたことがものすごい衝撃でした。それでも1話で説明した人類と未知の生物「ガドル」の戦いの深層を2話でしっかりと明かしていてこの世界に引き込まれてしまいました。
アクション巨編というだけあって戦闘シーンの迫力、作画はとても気合いが入っていて見入るほどでした。その戦闘やチームの組長「カブラギ」との出会いを通じて主人公「ナツメ」が成長していく様子もよく描けていました。あと、9話でサルコジがカブラギの野望を叶えるため、仲間の裏切りにケリをつけるため、最期に処理場に飛びこんだシーンは個人的に心に響きました。かっけえよ...
アクション、登場人物の心情表現、ストーリー展開etc... とてもよくできていて楽しめる作品でした。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
2015年に2期が放送されてから5年の時がたち、完結編となる3期。もう続編が忘れ去られたのかと思ったぞ... 今作ではこれまでの1クール内に複数の行事があるのではなく、卒業式プロムという1つのイベントを中心とした奉仕部のこの先のこと、本物を見つけるための物語となっていました。
プロムイベントの開催に向けて準備を進めていると今期のメイン相手となる雪ノ下家(母・姉)が立ちはだかります。雪乃は自分の母と姉にもう誰にも頼らずにいられることを示すために独立してプロムイベント準備の作業に取り組みます。結果として、由比ヶ浜は比企谷と共に過ごすことができましたが、その中で彼女は彼の気持ちに気付いてしました。以前から彼は雪乃のことが......とは感づいていましたが、それが確信に変わると泣き崩れてしまいます。
あーーーーーーー!!(感情崩壊) この後は何もなかったかのように比企谷と接するのを見てるともう由比ヶ浜ルートでよくない...?と思うほど彼女が救われてほしいと感じました。切なすぎる滑り台なんてもう見てらんねえよ...
保護者側からプロムイベントに反対意見が出る中、比企谷は雪乃一人ではそれらに打ち勝つことができないと、密かに由比ヶ浜と共に解決策を模索します。その方法とはプロムイベントのダミーを企画すること。ダミーよりもより良い案(雪乃の企画内容)があればそちらを実行できる、と。しかし、ダミープロム案はあっさりと雪ノ下母にバレてしまう。ここで、ダミープロムが当て馬企画だと最悪気づかれても構わない、結局はプロムイベントを進めているのは「比企谷 八幡」だということを示せればよかったということが明らかとなり(その場で機転をきかせたのかもしれませんが)、相手の弱みに付け込む彼なりのアイデアが、1期から出ていた比企谷の卑屈さを出せていてよかったと思います。雪乃にはあくまで彼女自身の企画が認められたとさせている点も日常を過ごすうえで徐々に生まれた彼なりの優しさだと感じます。
これまでの俺ガイルの中でこの3期が一番重かったと思います。その理由としては雪ノ下姉・陽乃がちょっか...関わってくる場面が特に多かったからですね。最後まで雪乃の決断に納得しない、本物を見つけない限り認めないというやり取りがたくさんありました。「本物」とは一体何なのかが曖昧に表現されすぎて話を複雑に、より難しくさせていました。個人的には陽乃の言う「本物」とは自分自身でこの先の人生を決めていくことだと思います。(終盤に登場する「わたしの二十年騙してきた偽物みたいな人生」というセリフが根拠のひとつです、これが真意かどうかは保証しません)
なんやかんやでこの姉は妹のことが大好きなんですよね。大学ちゃんと行ってるのかってレベルで妹に関わってて笑ってしまいました。暇なの...?
そしてラスト2話。これまでの重かった話が全部どこかに行ってニヤニヤ視聴タイムの始まりです。
比企谷の「お前の人生を歪める権利をくれ」というセリフに対して、雪乃は「面倒くさい女」と返す。そこも含めて好きだと言う比企谷に雪乃は正直に答えます。
なあ、これのどこが間違っているんだよ...最高か......?
晴れて付き合い始めた二人は早速デートに行きますが、急に積極的になった雪乃がめちゃくちゃ可愛かったです。
今までこんな顔したことなかっただろ...たまげたなぁ。
どうやってまとめたらいいか分かんなくなってきました。とにかく、物語の完結編としては綺麗にまとまって終わったていたと思います。俺ガイルは自分が唯一最後まで読破したラノベであり、それがアニメとしてキャラが動き、声がつくことでその場面の感情がより伝わってきてまた面白かったです。
この続き「俺ガイル 新」がクッッソ読みてえ。円盤特典やめちくり~
GREAT PRETENDER
概要はキービジュアル画像のまま、世界を股にかける詐欺師たちの物語。
一言でいうと、ガチで面白い。詐欺師たちがメインキャラというだけあって毎回騙されました。1クール目はロサンゼルスとシンガポールを舞台に悪党を騙しまくります。詐欺という行為はもちろん悪いことではありますが、騙す相手が悪党だけであるため何か憎めないのと、その方法が単純ではなくトリッキーなので話の世界に引き込まれていきました。
アニメを見ている側は詐欺師の企みをすべて知っていますが、作中で騙されている側はもちろんそのことに気付いてはいないので、華麗な話術で仕掛けているのを見ると「こいつら上手いことやるなぁ」と感じてしまいました。でも、その騙しは物語の最後まで明らかにならない、ゆえにその結末はどうなるんだと毎話最後にはそんな気持ちにさせてくれました。しかも、毎話めちゃめちゃいいところでED入るんだよなぁ...
この作品は2クールアニメであり、既にCase3ロンドン編に入ってます。この続きはどうなるのかとても楽しみです。面白いアニメが2クール以上あるのはほんと助かります。
とある科学の超電磁砲T
図らずも夏クールに突入してしまった超電磁砲3期、天賦夢路(ドリームランカー)編。序盤は他人の夢を体験できるインディアンポーカーをきっかけとして人物たちがわちゃわちゃ(茶番)する場面や、あら^~なやり取りが堪能でき、中盤は佐天とフレンダの友情パート、終盤はドッペルゲンガーと事件の真相を巡るバトルを楽しめました。
前回も前々回も言ってる気がしますが超電磁砲はブヒ性能が高く、すべてのやり取りがエモくなってしまいます。オタクはすぐエモくなるエモエモの実の能力者なので。その中でもしっかりとした戦闘描写が入ってることで緩急の差が激しい、だからこそ面白いという作品でした。「この街は退屈しない」というのが出ていたと思います。
富豪刑事 Balance:UNLIMITED
莫大な資産を持つ神戸家の御曹司・大助が、警視庁で問題を起こした人間だけが送り込まれる「現代犯罪対策本部準備室」に配属され、彼はそこで加藤という男とバディを組まされる。
一般的な刑事モノのように毎話事件が起きてそれを解決していくのですが、「富豪刑事」というだけあって、全て金の力で解決していきます。後で倍の額で弁償、買取するなどといって事件解決のためなら街のモノは壊しまくるやら電波をジャックするやらなんでもアリでした。そういうのもあって、見ている側は爽快感を持って楽しむことができました。
ストーリー前半はめちゃくちゃ事件解決パートでしたが、後半に入ると神戸家の真相を巡る事件が続きます。これまで傍若無人な態度をとっていた大助が、さすがに自分の家のことだけあって徐々に冷静になっていきます。これも彼が現対本部での活動を通して責任感を持ち始めた表れだと思いました。その事件も金をバンバン使って解決していくのと、神戸家と過去の現対本部との関わりも結び付いていて面白かったです。
春クールにコロ助の影響で放送中断となっていましたが、再開してくれてよかったと思えるほど面白い作品でした。
魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~
タイトルが長い。ラノベ原作に加えてタイトルから察するに最初のイメージとしては微妙そうかな...と思っていました。しかし、実際に全13話を見終えて面白くない回がなかったです。話の内容自体はタイトルを見てもらえばなんとなく分かるように、主人公アノス・ヴォルディゴードが最強の力を使って無双するのですが、その無双っぷりが見ていて気持ちよかったです。無双系は自分の力を大っぴらにしている方が「え?また俺何かやっちゃいました?」よりも断然好感が持てます。中途半端に負けそうになるよりも最強を見せつけまくる方がこっちも面白いことに気づかされました。
また、アノスを支える双子の姉妹ミーシャとサーシャの関係も見ていて感動してしまいました。二人の関係は4話という割と早い段階で真実が明らかになるのですが、その短い間でもサーシャのミーシャを思う気持ちは伝わってきました。サーシャは妹のミーシャを救うために彼女から拒絶されなければならなかった...そのためにミーシャに鬼畜な行為を繰り返します。しかし、そんなことをされてもミーシャはサーシャを拒絶なんてしなかった、なぜなら彼女はサーシャの真意は知らずとも、愛情を持っていることには気づいていたから... なんだよこれ泣けるじゃん... と、まあほんへよりもこの二人のやり取りが一番引き込まれました。ちなみに、この後の二人はイチャイチャしまくります、てえてぇ...
ただ、ストーリ内のカマのかけ方がパターン化していてこの後の展開が予想できるところがまあまあありますが、そこはもう割り切って見るしかないと思います。
あと全然関係ないんですけど、作中に登場する貝のアクセサリーが鮭の切り身にしか見えませんでした。
放課後ていぼう日誌
釣りをメインの活動とする「海野高校ていぼう部」を舞台とした作品。ジェネリックきらら。
主人公・鶴木 陽渚が釣り未経験の初心者というのもあって、釣りの説明や解説が話にしっかりと入っていて、釣りのことが全く分からなかった自分でも作品に入りやすかったです。また、その釣りの説明もガチで、それを見とけば基本的なことはOKな感じでした。それを参考にして、実際にクソ暑い中金沢港で第6話に登場したサビキ釣りをしてきました。オタクはフッ軽。
口がニヤッ...としてるのが絶妙にキモいですね。アジゴ(アジの子ども)が釣れました。
作中ではキャラの顔芸も満載でかわいかったです。特に、釣り初心者の陽渚ちゃんは魚やエサの虫に触るときが顔芸全開でした。あと、部長はたまに耳としっぽが生えてきていましたがストライクウィッチーズの一員なんでしょうか。
また、ていぼう部のモットーが「釣ったら食べる」なので、毎回おいしい魚料理も登場していました。飯の作画も全力だったので刺身や素揚げ、天ぷらが美味そうで深夜にはよくなかったですね(褒め言葉)。飯のシーンといえばていぼう部顧問の小谷先生も印象強かったですね。外で活動する部活の顧問が酒飲みなのは心あたりがありました。というか、勤務時間外なら釣りたての魚料理食べながら酒飲めるってマジ?教員になったらアウトドア系部活の顧問になるのも悪くねえな。
ド級編隊エグゼロス
HERO(ヒーロー)はHとEROで出来ているがコンセプトの股間で見るアニメ。とりあえず毎回やってることがアホというか...狂ってるというか...すべての言動がエロにつながっていてどうかしている(褒め言葉)と思いました。キャラがみんなかわいいのと相まって目の保養になりました。1話から当然のように服が破れてエッッッッとなるのですが謎の光が画面に入るのでもちろんアニメ本編では見れません。お風呂シーンも湯気が異常に濃いです。アニメを見てから原作を借りて読みましたが原作マンガだと全部出てるんですね。良い.........///
9話くらいまでのストーリーは上記のように見どころさんが多々あるんですが、終盤11話、12話あたりからはストーリーのガバガバ展開や擁護しきれない作画崩壊・ミスが多すぎて残念に思いました。まあ後者はネタになるんでそれはそれで面白かったですけどね。
炎炎ノ消防隊 弐ノ章
ネザーでの戦いを終えたあたりからの続き。1話ではガチガチの茶番回で心配でしたが、それ以降はしっかりとやってくれて安心しました。
五柱目を巡った伝導者との戦いやアドラバーストの謎を解明するための調査等、1期よりは何をしているか分かりやすくて面白かったと思います。ただ、メインの戦闘シーンは炎だけに熱かったのですが、その所々に会話が入り過ぎてなんかパッとしない感じでした。会話を挟むことで動きが一旦止まってしまい、戦闘のダイナミックさを奪ってしまいました。せっかく殴り合いしてるのにそれを話し合いで解決しないでほしいぞ...
また、途中に入るギャグも寒くてちょっとそこはキツかったです...今後もギャグを挟むならせめて寒くないものにしてほしいけどまあ無理だろうなぁ。
2クール目も始まりました。五柱目は伝導者側に渡ってしまいましたが、六柱目のキッズはどちらの手に渡ってしまうのでしょうか。今のところまあ面白いのでこのまま頑張ってほしいです。
あひるの空
4クール目。1年が過ぎるのは早いですね。最終クールである今季は部室の火事を原因に廃部に追い込まれた九頭龍高バスケ部が復帰をかけて強豪・横浜大栄高校に挑む。
結果からすると、1年で1回も勝てずに終わりましたね...勝ちすぎるのもアレですけど勝てなすぎるのも見ていて微妙な感じになりました。試合内容としては序盤は空がバンバン3ポイントを決めたり、経験者勢が華麗なプレーをしたりと接戦でしたが、相手はさすがインターハイ出場校といったところでしょうか、徐々にクズ高に対応し始めて点差を広げていく、ここまでいくと案の定なものでした。
しかし、これまでの練習の成果がクズ高側には出ていて前述したように勝てるんじゃないかっていうくらい頑張っていました。途中で指示を無視して自分勝手なプレーをする奴もいましたが。他にも、火事の当事者たちも、自分たちにも何かできないかと試合に出ることを懇願するところが今までは見られなかった成長だと思います。一方、横浜大栄側は圧倒的な力量でクズ高を押さえつけます。相手ができたばかりの無名校であっても、舐めプせずに試合に臨む態勢はとてもよかったです。これでクズ高も本気になり、熱い試合になっていたと思います。
あと、空のプレーに感銘を受けた鷹山が試合に乱入するのはベンチのメンバーからしたらブチ切れ案件やなぁって思いながら見ていました。監督も大変や。
来年、再来年あたりに続編ありそうですね。そろそろ勝つシーンも見てみたいです。
Netflixで2018年に配信されたアニメが今季地上波で初放送。「人工生体」の研究中に起きた大事故「バースト」により人工生命体「マター」が暴走する。その2年後、バーストで家族を失った15歳の少女・橘 アイコにある事実を告げられるところから物語が始まる。
黒部峡谷が舞台らしいです。近いね。(近いとは言ってない) 序盤の話の掴ませ方や展開、キャラ設定はめちゃくちゃ面白くて、今季トップレベルだと感じました。バーストの解決、アイコの家族を捜索するために危険エリア内に入ったあたりからやってることに広がりがないというか、マター相手にドンパチやるのが4話くらい続いてよく分からなくなりました。ただ、話が複雑で難しくなっていく中でも徐々に真実が明かされていくのところはなかなか面白かったです。最後は綺麗にまとまったんじゃないでしょうか。
天晴爛漫!
アメリカ大陸横断レースを描いたオリジナルアニメ。半分くらいレースしてなかったけど。始めの車制作パートはそれぞれの車に対する情熱や厳しい状況の中でもレースに出ようとする信念がよく描かれていて面白かったです。ただ、口の端裂け太郎の傍若無人っぷりにはイライラしました。
そんな感じでレース本番がスタート...と思いきや前述の通り半分くらいレースしてませんでした。コースが破壊されたりレーサーが殺されたりetc... レースの中断が多すぎて純粋なレースアニメとしては見せるつもりはないんだなと途中で思いました。頑張ってリードしても中断ごとに一斉スタートさせられるレーサーの皆さんかわいそう。レースアニメとしてはアレですが、人間関係の表現やアクションシーンの作画はとても良かったと思います。
物語序盤は人のことを全く考えなかった口の端裂け太郎がレースを通して徐々に人の心を持ち始めたので好感が得られました。
彼女、お借りします
20歳の大学生、木ノ下 和也は彼女にフラれやけになってしまう。もう全部嫌になった和也はある方法を使って女の子とデートをすることになる。
キャラデザ、CVはめちゃくちゃ良くて+5億点。”理想の彼女”というだけあって清楚可憐でスタイル抜群な水原の見事な彼女っぷりがよく伝わってきました。女の子のキャラはとても魅力があってよかったんですけど、公式サイトでも書かれているように主人公 和也のダメダメ大学生っぷりが見ていてイライラというかもどかしい気持ちになってあまり自分には合いませんでした。ラブコメは男にも魅力がないと面白くないという言葉もあるのでその通りだと感じました。でも、和也がダメダメ大学生じゃなかったらレンタル彼女なんて利用しないから根本が崩れてしまう... どうしたものか。また、それを支える和也の男友達はみんないい奴でした。自分もそんな友達が欲しいですね。いないわけじゃないけど。
メインビジュアルで一番好きなのは瑠夏ちゃんです。本性はややアレですが積極的なのはポイント高いです。
あと、ストーリー展開や原作のことを考えると仕方のないことなのですが、墨ちゃんの登場回が1話しかなかったのは驚きました。二次創作で見た数の方が多いと思います。アニメ放送前にCVのりえりーが「出番はもう少し先ですが・・・云々」言っていたのを見て、てっきり7、8話くらいかなぁと思っていたら実際は11話。たまげたなぁ。
2期も制作決定したそうなので、次は全員のかわいいところを見られることを期待します。
ポケットモンスター
いつもの。今回はソニア登場回~サイトウ再戦回まで。今クールのアニポケはまずヒロインのふりしたモブと言われていたコハルちゃんが3話も連続して出てきてくれたことが大きいです。これまでのヒロイン枠がGOくんだったこともあり久々の目の保養、耳の保養になりました。(まあこのあと全然出てこないんですけどね)
また、ゲームからはソニア、キバナ、サイトウが登場。特に、サイトウとの対戦も含め、サトシがこんなに負け続きなのは久しぶりやなあってくらい負けていて、そこからめげずに自分と自分のポケモンを強くしていく様子が印象に残りました。どこかの誰かも負けを通して自分を高めていってほしいですね。サイトウがスイーツ好きなのは初めて知りました。
過去シリーズからは、サトシ一行がアローラに行ったことで久々にアローラ学校組が登場。久々に動く彼らを見てレギュ落ち...が脳裏をよぎりました。時代は変わっていくんやなと。前回の感想でも言ったように各地を巡る冒険がテーマであるので、過去キャラをどんどん出していってほしいです。というかアローラ回も1話で終わりなことに驚きました。せっかく出したんなら3~4話やってほしかったけどなぁ。付け加えると別回ではジョウト地方のシジマも登場していました。
毎回恒例GOくんのポケモン乱獲シーンはついに全カットされる回が登場しました。需要が分かってきていますね。
Lapis Re:LiGHTs
魔法×アイドルをテーマにしたマルチメディアで展開するシリーズがアニメ化。自分はこのアニメでこのシリーズのことを初めて知り、完全初見で見始めました。導入部分は既に知っている人向けで進んでいたので、途中に入るCMで詳しい設定について理解しました。本編よりも内容が分かりやすいCMて...
話としてはストーリーよりもキャラをメインにした構成をしていました。そのキャラはとにかく数が多い、OPの最初の部分で全員が歌っているのは見てて笑ってしまいました。結局3人くらいしか覚えられませんでした...あと、みんなえっちすぎましたね。この世界は腋を出さなきゃいけない決まりなのですか?(褒め言葉) 学園での制服もライブ衣装も袖が切り取られていてとてもよかったと思います。あとデカい。キャラの魅力は全開だった分、ストーリーは少しガバガバな部分もあったように思います。前半はメイン5人のグループよりも周囲のグループの方が中心になっていたり、後半は退学問題の中でなんかのんびりしているし... ですが、最終回の主人公ティアラとその姉の真実が明かされたところは感動してしまいました。急な退学問題もこのことに繋がっていたのだとわかって評価も上がりました。
全体を通して、この形態のアニメとしては面白かったと思いました。二次創作も含めこの先も続いてくれることを期待しています。
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 2ndクール
春放送予定だったがコロ助の影響で夏クールに延期へ。1クール目は一生キリトくんが周りに介護されっぱなしでしたが......2クール目に入っても半分くらい起きませんでしたね( ) そのキリトくんが介護されっぱなしだった前半部分は米国人やら韓国人やらのプレイヤーとの戦闘が繰り広げられました。さすがSAO、戦闘描写の迫力はすさまじいものでしたが複数の場面が同時に展開されるため追いつくのが難しかったです。2クール以前のアニメの記憶が消失する病気のせいで細かい設定は忘れてしまうのですがなんやかんや平和に終わってよかったと思います。アスナは最愛の人と過ごせて大勝利。
まあ、長かったアリシゼーション編はUnderworldに入る前が一番面白かったですね...
あと、本編とはなんにも関係ないですが最終回でキリトくんが両親の前で黒騎士の話やらをするのは見ているこっちが恥ずかしくなりました。自分がそうなったら軽く死ねますね。
THE GOD OF HIGH SCHOOL
韓国原作Webマンガがアニメ化。最強の高校生を決める異種格闘大会「ゴッド・オブ・ハイスクール(GOH)」が舞台。
その格闘大会だけをやってくれれば分かりやすくて面白かったと思います。GOHを利用した裏での抗争が介入したせいで複雑でよく分からなくなった印象でした。まあ選手自身は格闘というより異能力だし、大会自体も途中でルールは変わるし、打ち切られるし...何でもありだったのでめちゃくちゃでしたね。
キャラの回想をしっかりやっていてそれぞれの戦う理由等は伝わってきていたしそこは面白かったです。
シャドウバース
2クール目。今期は世界からプレイヤーが集まって最強を決める「シャドウグランプリ」編。全国大会(それ以前も含め)を無敗で勝ち進んだヒイロくんは世界でも戦っていけるのだろうか......案の定無敗でした。1クール目のトップ解決カードバトルよりは運だけの春日が減ったため面白かったとは思います。おもんなかったけど。テキストは読まない、相手の策略には簡単にはまる...だけど最後は必ず勝つ。ちゃんと相手はヒイロくんのHPを1で残してターンを終わらせていて優しいですね。あと、終盤のルシアとの言い争いは何だったのでしょうか。全国大会でも同じことやってましたよね。再放送?
てなわけで、今期のメインも友達連中のバトルでした。ミモアリは相変わらずあら^~でしたし、カズキとカイくんのタッグバトルもそれによって二人の関係が進展していて面白かったです。ずっとこれだけ映してくれねえかな。
世界大会でしたが最終的に勝ち残ったのはヒイロくん一行だけでしたね。もう地元開催でよかったよ...シャドバプロや世界の強豪はどこいった。
世界大会までやったし(2クール目にして)もう終わるやろって思っていましたがなんか続くみたいです。今度はシャドバで世界を救うらしい、たまげたなぁ。
本編OPもEDも新しくなってしまうので悲しいです。スキとスキがとまらなくなりたい...
宇崎ちゃんは遊びたい!
少し前にネット上でとある方たちから標的にされたようなされてなかったような作品。宇崎と先輩のイチャイチャがひたすら30分続きます。笑う回がないわけじゃなかったですが、正直15分枠でお腹いっぱいになった印象でした。前半は宇崎が先輩を煽りまくってウザかわいいみたいな流れだったのが後半はもう二人をからかう周りの方がウザかったです。
あと終盤の鳥取回はなんだったんでしょうか... アニメ内で地方に旅行する回が出てくるアニメはいくつかあるのですが、その街の観光名所が出てくるといっても数秒ってのが多いイメージです。ですが、この鳥取回はもう30分名所を巡る鳥取紹介動画でしたね。自分は鳥取についての知識が某実況者の巣ってことしか知らなかったので勉強になりました。スタバが無いとか何年前の話してるんだよ... 結構最近だったわ。
全然関係ないんですけど、最近はこういった大学生、高校生モノのアニメを見ると虚無を感じるようになってきました。もうこんな青春はやってこないってね,,,
2期の制作も決定したそうですね、そうか...
食戟のソーマ 豪ノ皿
5期。4期でついに遠月十傑”第一席”にのぼりつめた主人公「幸平 創真」のその後の物語。第一席になったところで終われば綺麗だったのに... この5期では世界的料理コンクール「THE BLUE」での戦いを描きます。ですが、ソーマらしいっちゃらしいですが、世界的料理コンクールは大嘘でただの異能力バトルでした。チェーンソーなんか持ち込む奴を会場に入れるなよ... その異能力バトルに加えて、バトルの内容がおんなじと言わないまでも似ていて展開に飽きました。まあ対戦が始まる前からどっちが勝つかなんとなく分かるしな。
これの放送時間が深夜0:30なんですけどソーマの料理を見ても飯テロにはあまりなりませんでした。現実味のある料理じゃないと腹は反応しないんですね。炒飯は美味そうだったからそういうことだと思いました。
一番かわいかったのはこの子
「ランタービ」っていう名前らしいです。最終回まで名前を覚えられず毎回CV井口裕香のキャラって言ってました。料理を食べた後に服が弾けるシーンはこの子の服が弾けるかどうかだけ見ていました。最後に、服が弾けるシーンについてですが、このアニメの前番組がエグゼロスだったためそれと比べるとどうしてもインパクトが小さい印象でした。いやエグゼロスが強すぎただけなんですけどね。ほんまかわいそう。
GIBIATE
「和」をテーマに世界に発信するをコンセプトとしたプロジェクトがアニメ化。事前特番やCMを見る限り音楽にはめちゃめちゃ力を入れているなと思いましたが、結果それ以外がとんでもないことになっていました。
内容としては、そのウイルス感染したら怪物になる病気「ジビエート」が蔓延する中、侍と忍者が江戸時代からタイムスリップをしてきて今の時代の人々と共に解決のための旅をするといったものでした。まぁ解決する前に話終わるんですけどね。あと、今の世界の現状と似ていたせいで放送局が減ったらしいです。
前述したように音楽には力を入れていましたが、話の進みはこれ2クール作品?って思うほど遅いし(結局おれたたEND)、怪物「ジビエ」との戦いは動きが感じられない迫真の紙芝居だし、そもそも話の内容がガバいしetc... ツッコミどころの多さなら今季1だと思います。これが世界に発信する日本のアニメなのか...ってなりました。侍、忍者、刀とかが出てればいいやみたいなやつなんですかね。
物語の結末に明かされた真実は予想外だったのでそこは面白かったと思います。そこからの締め方は微妙だと思いましたが。
あまりのツッコミどころの多さから毎週のリアタイ実況はとても楽しく、だんだんと放送を待ちわびるようになりました。これが恋でしょうか。
モンスター娘のお医者さん
魔族と人が共に暮らす街”リンド・ヴルム”で医師として働くグレンとその助手サーフェの物語。
グレンがモンスター娘に対して危ないスキンシップをするが、医療行為だからセーフみたいな感じを出していましたが、人外というジャンルのエロは性癖に刺さらないのでなんとも思えませんでした。全12話を通して特に盛り上がるところも見つからなくて特に書くこともないです...
各話に登場するモンスター娘が先々の回で活躍するところは好きです。1回登場してそれっきりよりはこれまでの掛け合いが出てきていてよいと思いました。
ピーター・グリルと賢者の時間
地上最強の称号を得た戦士ピーター・グリルの最強の遺伝子を求め、さまざまな種族の女たちがピーターの子種を狙い、彼には恋人もいるのに襲おうとする。
さまざまな種族とキャッキャすると、どこかで見たこともあるような気がする作品。ストーリーはピーターが毎回女の子とヤるだけなので特に言うこともないです。ひとつ挙げるとしたら、ビジュアル画像にもいるエルフの胸の描き方がえっちじゃなかったことが残念ポイントでした。
ED主題歌を歌うのはHilcrhyme。シャレオツな曲調すぎて本人にはアニメの主題歌とは知らされていない説があります。
戦乙女の食卓
ゲーム崩壊3rdの公式オリジナルアニメ。毎話料理を作っていく中でそれぞれのキャラの回想やわちゃわちゃが繰り広げられますが、自分は原作を何一つ知らないのでその辺は気にしないで飯テロだけされていました。キャラのことをよく知らなくてもショートアニメなので気軽に見ることができました。
前述の通り毎話料理のシーンがあって、全10話の中で序盤はボルシチやらクリームシチュー等の凝った料理なのですが、話が進んでいくうちにインスタントラーメンやらおにぎりやら焼きマシュマロetc...片手間に作れるようなものになっていてうーん...って感じでした。最後に登場した料理のレシピがEDに流れているのですが(界隈ではそのシーンをクックパッドと言っていました)、そこにもしっかりおにぎりの作り方がありました。普段自炊皆無の自分にもやさしい!
あと、飯の作画もよかったので深夜には非常によくないです。
オオカミさんは食べられたい
なんか9月からスタートした僧侶枠。教師×生徒の禁断の恋愛がテーマですが、全3話ということもあって展開がめちゃくちゃ速かったです。いつも通り「そうはならんやろ」が全開でした。話のスピードも気になりましたが、それよりも開幕から登場する「スカート奪取おじさん」がパワーワードすぎて面白かったです。
主人公の女の子は可愛かった。
BanG Dream! ガルパ☆ピコ~大盛り~
2クール目。バンドリアニメのほんへ。様々なパロディーをしてくれるところは面白かったです。スタートが遅かったせいでまだ最終回放送されてないですが多分今クールで最後ですよね?
うまよん
スマホゲームの事前登録開始から2年以上たっていよいよリリース...かと思ったら始まったショートアニメ。
スピカ所属のウマ娘くらいしか記憶にないので知らないキャラがたくさん出てわちゃわちゃやっていたイメージです。また、面白いかと言われると番外ショートアニメやんなあって感じでした。番組最後のぱかちゅーぶは可愛かったです。
来年には本編2期の放送が決定しました。アプリリリースとどっちが早いのでしょうか。そこが一番楽しみです。
巨人族の花嫁
いつもの僧侶枠ですが今季は男同士がいちゃこらします。高校生の晃一が巨人族の王子・カイウスの花嫁として異世界に召喚されてしまう。この世界にも女性が存在していますが細かいことは言わないでおきましょう。始めは急な出来事に晃一も戸惑っていましたが、なんか3話くらいでカイウスに堕ちていて、さすが僧侶枠全9話ならではの急展開だと思いました。自分が見ていたのは通常版なのでそういうシーンはすっ飛ばされるのですが、その前後のシーンに差がありすぎて???となることが多かったです。
本編よりも場面の切り替えで出てくる小ネタ画の方が不意打ちすぎて面白かったです。
異常生物見聞録
中国のWeb小説が原作のアニメ。ごく普通の青年・好人は自分の住んでいる一軒家の空き部屋を貸すことで生計を立てていた。しかし、やってくるのは人狼や吸血鬼などの異常生物ばかりで...
まず第一に”意味が分からない”が出てきました。ゆえに何も分からないから面白くないという結論に至りました。何も分からないといっても、話が複雑で難しいというわけではなく、単に話のつながりや構成、サブタイトルが意味不明(特にストーリー前半部分はヤバい)で分からないというものでした。意味が分からなくても、ツッコミどころがたくさんあればまあ少しは面白いな...となるのですが、そのツッコミどころもなく。
あと、BGMの音量がデカすぎるのかキャラのセリフが小さいのか分からないですが、なーに言ってるか聞こえませんでした。音量チェックしてるの?
さらにさらに、この作品は全13話構成なのですが12話の番組表に🈡マークがついていて、面白くなさすぎてついに放送局から存在を消されたのかと思いました。実際には放送局側のミスだったみたいです。これで実際に打ち切られたら伝説になっていましたね... 少し期待していた自分がいます。
冬、春と豊作だったのもあり、この夏クール作品は(面白かったのもありますが)全体的に微妙だったかなと思います。リゼロと俺ガイルは元々春放送予定だったのでもし今季じゃなかったとすると...
秋クールは48本を予定しています。制作を再開したものが多く、急に増えました。秋の夜長をアニメ消化に捧げたいと思います。
そろそろ「トニカクカワイイ」の放送が始まるので今クール感想はこの辺で終わります。
体調に十分気を付けて、よいアニメライフを。